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天体のメソッド 第4話「思いのかけら」

2014/11/08 20:28 投稿

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第4話のあらすじ
  • 「みんなと一緒に遊んだことも、お別れを言えなかったことも、円盤を呼んだことも」思い出したと柚季、湊太、こはる、汐音に伝える乃々香。それに対して柚季は突然乃々香をビンタして走り去ってしまう。
  • 「ごめんなさい」と謝る乃々香に、「それで許してもらえると思ったの?」と汐音。
  • 翌朝、ノエルは乃々香を訪ねる。「みんなが揃えば願いが叶うと思ってたけど、間違ってたの。だからごめんなさい」「ノエル、がんばるから。乃々香も元気出して!」と伝えた。
  • 一方、こはるは柚季の家を訪ねて湖畔へと連れ出す。「話したいことがあって」と切り出したところ、ちょうど現れた乃々香。柚季はをこはるが呼び出したと勘違いする。
  • 何があったか知りたいという乃々香に「何も話したくない!」「放っておいて!」「みんな大嫌い!!」と、柚季は取り付く島もない様子で駆けだしてしまう。
  • 湊太に電話するこはる。「近くだったら柚季のことを相談したかったんだけど・・・」「私が、ちゃんと言ってあげられなかった」と弱気な発言。
  • バスターミナル脇で会った乃々香と湊太。湊太は中学を卒業したら留学すると話す。そして、柚季は「俺の事が嫌いだから、俺を困らせたいんだろう」と言うが、乃々香は「それは違うと思う」「柚季は花火が見たいんじゃないかな」と返す。湊太は円盤のせいで花火が見られなくなり駄々をこねる幼少の柚季を回想し、「バカ柚季」とつぶやく。
  • 「柚季と仲直りは出来ないの?」と言う乃々香に対し「どうかな」「どうしたら助けてあやれるんだろうな」と湊太。乃々香は「柚季にも話してあげて」と伝えたあと「私も」とつぶやき何かを心に決めた様子。
  • 柚季はまた一人、円盤反対のチラシを配る。そこにノエルが現れ、「約束したから」と手伝い始めた。
  • 「円盤観光」仕様に変わっていく自宅のお土産物屋を悲しげに見ていた幼少の頃を回想するこはる。そこに、しいはら本舗前での円盤反対活動に対するクレームが入り、やむなく柚季を追い出す。
  • チラシを配れる場所が無くなり途方に暮れる柚季。かつてこはるが常に味方に付いてくれていた事、しかし実は迷惑に思っていたかも知れないと気付いたことを回想する。
  • 柚季はついに道路の真ん中で「円盤反対」のプラカードを掲げて渋滞を引き起こし出す。止めようとするこはるに、「店の方が大事なんでしょ!」「あたしのやってること、何の意味も無いって思ってるんだよね?」と迫る。
  • こはるは「思ってる」と伝える。柚季は「大嫌い」と泣きながら走り去ってしまう。
  • お店の営業終了後、怪獣の顔出しパネルを上手くしまえないことをきっかけに、色んな思いが溢れて一人泣き出してしまうこはる。そこに乃々香が現れ、「力を貸して、こはる」と声をかける。

考察のようなもの

4話はすれ違いと柚季暴走の回。
乃々香が昔のことを思い出したことをきっかけに、円盤の出現で引き起こされた5人(乃々香、柚季、湊太、こはる、汐音)の間のすれ違いが一気に表面化します。
その中でも特に、柚季に焦点が当てられているのがここまでの話数のようです。

ずっと一人で円盤反対を続けてきた孤独感から救ってくれた乃々香が、実は円盤を呼んだ「あの女の子」だった事で、柚季は相当なショックを受けたようです。
一人で何かを背負い込もうとしている柚季を軸にして、それぞれの「思いのかけら」が様々な形で提示されていた今回。
彼女と他の登場人物との関わりを軸に振り返ってみます。

①柚季と乃々香
 
 
ビンタの翌朝にたまたま鉢合わせた時、乃々香は柚季に「昔のことを教えて」と言いますが、柚季は強い口調で拒絶します。これは、表面的には「嫌な過去を思い出したくない」という意味にとれます。
これを深読みすると、
 乃々香が昔の事を忘れている
      ↓
 自分の思いを理解してもらえない
という点への怒りが含まれた態度ではないかとも感じます。自分は7年間ずっと抱え込んできたものがあるのに、その原因に関わりがある乃々香は何も覚えていない。そんな思いがありそうです。

②柚季とこはる 
   
かつてこはるは柚季の円盤反対を手伝っていました。今も昔も柚季の一番の理解者であることは揺らぎません。
  
怪獣の看板を上手くしまえない事をきっかけに泣き出してしまったシーン。この看板は、昔の街の象徴です。それを考えると、こはるが「変わってしまったもの」を嘆く気持ちが強い事の現れとも言えるでしょう。
しかし、今は柚季を手伝うことができません。理由の一つは、円盤観光の街のお土産屋の娘という立場にあることです。幼いころのように、想いのままに振る舞うことは出来ないのです。
そしてもう一つの理由は、柚季のやっていることは彼女自身の問題解決に繋がらないと分かっているからでしょう。そのことを本人に言ってあげなきゃならないとずっと思っていた。そして、ついに「無意味だって思ってる」と伝えたのが今話だったのでしょう。決してバカにしてなどおらず、柚季を大切に想うからこその言葉です。

③柚季と湊太
  
湊太が乃々香と話しているのを見かけた柚季は、かつて湊太がこはるに対して「柚季のことを手伝わないでほしい」と入れ知恵していた事を回想します。そして、今回も同じだろうと思い、交通を止めるような過激な行動に出るきっかけとなりました。2話でも同じように湊太の言葉から極端な行動に出る場面がありました。湊太が自分の気持ちを理解してくれずに邪魔ばかりする事に、特に怒りを感じているような描写です。
これを裏返すと、本当は湊太に気持ちを分かってほしい、昔のように仲良くしたいということの現れという気がします。
一方、湊太は柚季が円盤反対をするのは、自分が嫌いだから当て付けでやっていると思い込んでいます。
本当は嫌い合っていないのに、すれ違い続けている2人の姿に見えました。

④柚季とノエル
  

進んでチラシ配りを手伝ってくれたノエル。
しかし、最後には「いいの。こんなこと意味無いから」「手伝ってくれてありがとう」とノエルの協力を自ら断ってしまいます。
(柚季の認識としては)過去の出来事にノエルは無関係だから、素直に話せるのでしょう。そして冷静に話す中では、本当は自分の行動が無駄だと自覚しているのが分かります。
ところで、「ノエル=円盤」という事実が3話で明かされています。となると、柚季は憎んでいるはずの円盤に好意的な接し方をしている事になります。これは、円盤反対は表面的な行動でしかなく、本質的な問題は別のところにあるという事を示唆しているのかもしれません。

今回の柚季の行動は極端というか、ただの駄々っ子という印象すら受けます。
そして、7年前から変わらず同じような行動を繰り返している。
それはもしかしたら、幼少期の事件からずっと同じものを抱え込み続けている事、彼女の中の時が止まってしまっている事の象徴じゃないか、そんな風に思わされました。

第4話は初見で理解し切るのは難しい、というか2回以上かけてじっくり見ることが求められる構成に思えました。そして、様々に解釈出来る描写が多いです。なので、正直ここまで書いた内容に自信はありません。解釈の一つくらいに思ってください。異論は大歓迎です(^-^;)

【伏線と謎】
  • 柚季の回想で救急車・病院のシーンあり。円盤を憎む理由と直結していると思われるが、何があったのか?
  • 湊太の回想(幼い柚季が花火を見に行けないことでぐずる)、乃々香がかつての花火の写真を眺めるなど、花火に関する描写が多い。7年前に花火に絡んで乃々香・柚季・湊太(+こはる・汐音?)の間で重要な出来事があった?
  • 汐音が先日の写真を見て、ノエルに興味を持った様子。今後、2人の接触がストーリーを動かす?
  • こはるは中学に入った頃はメガネをかけていたが、今は外している→物語上何か意味がある?(さすがに考え過ぎだと思うけど(汗)

その他諸々
今週の道民ホイホイ
①DNバス
  
モデルは、室蘭市に本社を置く道南バスさんです。
1話の柚季に続いて湊太も置いて行かれましたねw
ちなみに、本来の札幌~洞爺湖間は片道2時間40分ほどかかります。通学辛すぎます(×_×)
設定上はもっと近くの街ってことになっているようです。

②霧弥湖の露
 
そのまま、「洞爺湖の露」がモデルです。壮瞥(そうべつ)町産のリンゴを使った果汁100%ジュースだそうです。
すみません、飲んだことはありません(汗)

今週の心ぴょんぴょんするシーン

①「きらん☆」「よーし!」
  
「きらん☆」のSEびっくりした(汗)

②「円盤を見ないでください!!」「恥ずかしいから・・・」
 
円盤=ノエル。円盤を下から見るということは・・・

当ページの画像は著作権法第32条に基づき『天体のメソッド 第4話「思いのかけら」』より引用しています。
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