数ある商材の中でも極めてカスタマイズ性が高いことで知られる自動車。部品の交換からボディの塗装、その他ナビシステムをはじめとしたUIの選択などさまざまな場面で所有者の思うままにカスタマイズすることで個性を表現できます。そんな自動車を製造・販売するメーカー側からしてみれば、カスタマイズする際にユーザーに純正パーツを使ってもらうことはビジネス的観点からも、安全性を担保する観点からもとても重要なことです。そんな中アラブ首長国連邦の日産は、純正パーツを使用することがいかに大切であるかを訴求したCMを2本公開しました。
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CMはいずれも“不運な1日を過ごすことになってしまった主人公を結末から時間軸を遡ることで何が原因だったのかを少しずつ知る”という構成になっています。夜のキャンプ場で警察に逮捕されてしまった男性は、子どもたちの前にミイラのような格好で登場したことが原因でした。なぜそんな姿をしていたのかというと民間療法に頼って全身を包帯で包まれたからで、民間療法に頼った理由は砂漠の真ん中でサボテンの中に落ちたから。「一体どうしてそんな状況に?」というと砂漠を運転中に車が故障したからで、そもそも故障の原因は日産の純正パーツを使用していなかったから……という展開となっています。
まるで映画のように時間軸を遡っていく構造の動画は“日産のCMである”という事実を最後まで明かさないことで視聴者の興味をできる限り長く惹きつけることに成功しました。
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