このスペシャルムービーは「家族をつくる、なにげない日々へ。」をテーマに、「クレヨンしんちゃん」史上初となる“パステルタッチ”で制作。お風呂上がりの野原家の様子をクローズアップし、なにげない日常の中で、子どもの成長を感じる母・みさえと父・ひろしの親心を優しい世界観で描いています。
いつからかお風呂で体を洗えるようになり、パジャマも1人で着られるように成長したしんのすけを見て、生まれてからこれまで子育てに一生懸命だった日々を思い返しながら、幸せと一抹の寂しさを感じるみさえとひろし。家族みんなのお風呂上がりの習慣となっているピュアベールをしんのすけに塗りながら、成長がうれしい、でも急に大きくならないでほしい……というふたりの親心がつい声になってしまいます。そんなみさえとひろしの姿に、思わず子育てに奮闘する自身を重ねてしまう視聴者も多そうです。
また、このスペシャルムービーに先がけ、同製品のプロモーションの一環として、しんのすけの母・野原みさえが「クレヨンしんちゃん」キャラクター個人として初となる公式Instagramを開設。開設から24時間でフォロワー11.5万人、1週間後(30日午前8時時点)には40.7万人と大きな話題を呼んでいます。
最初の投稿ではプロフィールとして、年齢は「ぴちぴち20代」、居住地は「埼玉県」、仕事は「専業主婦(バリバリのママよ〜)などと紹介。また自身の性格を「明るくておしゃべりが大好き」、趣味は「寝ることは何よりも好きね」、嫌いな家事は「押し入れの片付けよ」など作品の設定が忠実に踏襲されています。さらに翌日には、しんのすけとひまわりのブレブレ画像を投稿。「スマホがないと思って30分ぐらい探してたらしんのすけがおもちゃにしてた ブレブレの写真100ぐらい撮ってるし、もうほんとに… 油断ならないわね… でもさすがうちの子! ぶれてても可愛いわね」と、多くのママたちが共感しそうな出来事を綴っています。
これらの企画からは、育児に奮闘する人たちに向け「今は子育てが大変だけど、いつかは終わってしまう。だからこそ、子どもと触れ合うこの時間を大切に。」といったメッセージが伝わってきます。「クレヨンしんちゃん」とも見事にマッチしており、これまで同製品を知らなかった人の認知獲得、既に使っていた層に対してもさらなる好意が醸成されそうです。