会場では、従来のテレビ台+テレビでレイアウトした部屋と、壁掛けテレビを取り入れた部屋の違いを体感できる「比較ルーム」や、多様化するライフスタイルに合わせたテレビの置き場所を提案する展示スペースなどを用意。
じつは、こちらの体験イベントは、パナソニックが全国のインテリアに関心のある20~50代男女を対象として実施した「リビングの家具・インテリア」に関するインターネット調査の結果にもとづいた企画となっています。
調査の結果では、テレビ台(テレビ)・テーブル・ソファは、リビングに置いて当たり前の「三種の神器」として選ばれていますが、いっぽうでリビングの広さやレイアウトの制限につながる“とわられ家具”になりがちという悩みごともあらわに。そこから、「テレビは置いて、テレビ台は置かない」が、リビングを理想の空間に近づける鍵と導かれるものの、取り入れたい人気の置き方にも関わらず、テレビの「壁掛け」は設置のハードルが高いイメージを抱く人も多いということが判明しました。
そんな実態を踏まえたうえで、今回の体験イベントのメイン商品となったパナソニックの「ウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)」は、大掛かりな工事が不要で、かつアンテナ線の位置にしばられることなく、好きな壁にスッキリと掛けられるので、テレビ台があることで生じるさまざまな問題や不満を解消できるテレビとなっています。
日本の住宅事情にもあわせて、石こうボードの壁にも付属の専用金具を使って取り付けが可能となっており、人気となっている壁掛けテレビが手軽に実現できるというパナソニックのテレビ。映像の画質や、機能性で選ぶものという先入観があるテレビを、ライフスタイルの一部としてのテレビという存在に着目して、販促活動に転じさせているところに注目です。店頭でこのようにプレゼンテーションされたら、実際に買い替えたくなってしまうかもしれません。自社アンケートの結果から製品の売り出しポイントを見つけ出し、実際に体験してもらうイベント開催で、販売促進という隙のない流れがお見事です。