ニュージーランド航空は、世界で初めてエコノミー・シート3席を使った一体型シート、エコノミー「スカイカウチ」を導入しています。エコノミー「スカイカウチ」は、離陸後にソファに変身し、リラックスして手足を伸ばしたり、パートナーやお子さんと空間を共有したり、自分だけのスペースとして利用するなど、さまざまな使い方ができるものです。
休暇を取っても仕事のことが気になってしまう、ゆっくり休めない日本の方々に向け、人混みもなく心休まる大自然や寛容な人々が迎える「本当に自由な休みが取れる場所」としてニュージーランドでの休暇を提案するとともに、渡航中も快適に過ごせるようにゆったりとしたスペースを実現するエコノミー「スカイカウチ」のプレゼントが企画されました。
2022年7月より日本の旅行客をニュージーランドへ誘致することを目的とした「ニュー自由ランド」キャンペーンを始動。「ニュー自由ランド」特設サイトでは、ニュージーランドを知り尽くしたラグビーニュージーランド代表のオールブラックスの3選手と、ダニーデンのハイランダーズに所属していた田中史朗選手が、9つの動画でおすすめのアクティビティやスポット、楽しみ方などニュージーランドの魅力を語っています。さまざまな分野で活躍する方々による個性あふれる旅へのリンクを集約した「ニュー自由ランド人の旅」も、随時更新されています。
飛行機での移動時間が長いと、ときに座ったままの姿勢はつらいもの。そこで複数席をつなげて一体型のシートにしてしまうサービスは「スカイカウチ」というネーミングとともに、さまざまな使い方ができそうで画期的です。日本からの観光客を誘致するキャンペーンが「ニュー自由ランド」というのも、大自然に育まれた自由な風土や雄大な土地の解放感など、多民族国家ゆえの多様性を尊重しあう寛容な文化などに恵まれたニュージーランドを表現していて秀逸です。やはり、聞きなれない、見慣れないけれどキャッチ-なワードは、それだけで人を惹きつけます。言葉選びだけでなく、中身も充実の施策になっていることが大切ですが、まずは知ってもらうための工夫を、ということを思わされる事例がありました。