Z世代(19~25歳の大学生・社会人)における自分の文字の好き嫌いや手書き文字に対する印象を明らかにするため、「文字を書くことに関する調査(※1)」を実施したところ、デジタルネイティブなZ世代は半数近く(45.0%、「嫌い(16.0%)」、「どちらかというと嫌い(29.0%)」)が自分の手書きの字を嫌っていることがわかりました。
一方で、手書き文字を受け取った際に、約9割の人が相手の印象が悪くなったことはなく(94.8%)、むしろ、半数以上の人が「良い印象になった(50.9%)」と回答しています。この調査結果を受け、自分の書く文字の癖や特徴を“個性”として捉え、自分らしい文字を肯定することで書く楽しさを感じてもらうことを目的とした企画として、今回の「じぶんの字がキライな人のための文具店」を開催します。
Webコンテンツ「シナジーチップAI筆跡診断×カラー診断」では、まずは「岡」「東」の2つの文字を紙に書いて、サイト上に表示されている10色から好きな色を選びます。その後、書いた文字をスマートフォンのカメラで読み込みアップロードをすると、筆跡の特徴とカラーをもとに書き手の性格を、170を超えるパターンから診断してくれるというものです。
また、「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」をコンセプトに掲げる猿田彦珈琲と初めてのコラボレーションを実施。コーヒーを飲みながらノートに手書きで文字を書くことを通して、自分自身と向き合い、『自分らしさ』を好きになってもらう機会を提供ししていきます。今回は、8月から10月の間、全国の猿田彦珈琲4店舗で約2週間ごとに実施。店舗では、「シナジーチップAI筆跡診断×コーヒー診断」と「あの人の言葉を自分の字で書いてみる展」が実施できるオリジナルコーヒーノートを配布します。
こちらの「シナジーチップAI筆跡診断×コーヒー診断」では、ノートにペンで「岡」「東」の2つの文字を書いて、専用サイトからスマートフォンのカメラで読み込むと、筆跡の特徴をもとに書き手の性格と、猿田彦珈琲のおすすめメニューから診断して教えてくれます。
「あの人の言葉を自分の字で書いてみる展」では、「言葉を作品に落とし込むプロ」が編んだ言葉を、参加者が自分の普段の字で写し書きしてもらうことで、「自分の字の表現力=らしさ」に気づいてもらえるように企画されました。言葉を扱う著名人として、美術家のイチハラヒロコさん、歌人の木下龍也さん、アーティストのKREVAさんの3名が参加し、それぞれの「言葉」を店内に展示した参加型インスタレーション企画となっています。
商品取扱店舗での施策とともに、猿田彦珈琲とのコラボは、最高のアイドルタイムであるコーヒータイムをいかに活用するかという提案のコラボレーションは、企業にとってもユーザーにとっても重要なポイントです。この施策は「書く」という行為を「AI」というデジタル手法を用いて「自己診断」するという3アクションを小気味よく展開していて、どれもアイドルタイムの有効活用として最適。コーヒーを飲みながらの会話作りに役立つという点も秀逸です。
・※1関連リリース:【文字を書くことに関する調査】Z世代の半数近くが自分の字がキライ!?文字を書く頻度が低い人ほど、自分の文字が嫌いな傾向に。