洗濯可能でお手入れが簡単なラグを販売するアメリカのRuggableは、たとえ汚してしまったとしても気にする必要がないという商品特長をアピールするため、さまざまな場面で行動を縛り付けてくるルールから解放されていく人々の様子を描いたCMを公開しました。

動画では、飛行機の座席で両隣の人に圧迫されている乗客や、オフィスでプリントアウトしようとしたら「モノクロプリントのみ可能」と書かれた貼り紙を目にしてしまったスタッフ、高級レストランに入ったら「予約客のみ入店可能」と書かれた看板を見つけた2人組などが紹介されます。

快適な生活を送りたい人々を縛り付けるルールは、実は「自宅のラグは掃除が大変だから汚してはいけない」という暗黙の了解の象徴であり、Ruggableのラグが敷かれた家にワープした彼らはみんな笑顔を浮かべ、自由気ままに踊り、ワインをこぼしても気にしている素振りを見せることなく会話を続けています。

“Break the rules. Take the floor（ルールなんて破ろう。フロアはあなたのものだ）”というキャッチコピーで幕を下ろす動画は、商品特長を比喩表現で映像内の設定に反映することで、自由な自宅を作り上げることができるというブランドの強みを表現しました。

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