会いたいなぁ…
七夕が近づき、笹の葉にたくさんの短冊が飾られる季節がやってきました。
永野さんは、東京での生活に慣れてきたものの、新しい人間関係などで少し落ち込んでいました。たくさんの願い事が書かれた短冊をぼんやりと眺めていると、地元の友人たちに会いたい気持ちが高まってゆきます。
思い切って久しぶりに地元へ帰った永野さん。「ただいまー!!」と大声で叫びながら、海に集まった友人たちの輪の中へ駆け寄ります。
友人たちも皆テンションが上がって嬉しそう。早速、浜辺で二人一組になって、互いの頬でカルピスを挟みながらの競争がはじまりました。あっという間に、懐かしい時間が戻ってきたようです。
ピースはここにある。
太陽の下で思いっきりはしゃいだ彼女たち。夕日が差し込む電車の中で、永野さんは3人に寄りかかられながら、懐かしさで胸いっぱいになっていました。
今の気持ちをかみしめるように、「やっぱ会うっていいね。」と嬉しそうにつぶやく永野さん。友人たちも寝ているフリをしながらも、ちゃんと聞いてくれているようです。
そんな幸せな時間もあっという間。東京行きの電車に乗る永野さんに向かって、友人の一人が「ほんとはなんか、言いたいことがあったんじゃないの？」と声をかけてくれます。
その言葉に対し、さっぱりした表情で「もう忘れた！」と返す永野さん。きっと東京での悩みが吹き飛ぶほど、地元での時間が楽しかったのですね。とびきりの笑顔で3人に向かって手を振っています。
友人たちと久しぶりにはしゃいで、すっかり元気を取り戻した永野さん。カルピスを飲みながら電車の外を眺めると、夜空には無数の星たちがキラキラと輝いていました。どんどん便利になっていく世の中ですが、時にはこんな風に「会う」ことも大切にしていけたらいいですよね。カルピスの新CM「ブランド１００周年『七夕』」篇でした。
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