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著者イメージ 菊地成孔
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>>3

 そもそも「キレッキレ」の、特に日本における受容の始まりはオタゲーじゃなかったのかしらと思いますね。オタゲーの親(体を痛めつけるダンスというか)がいわゆる「ヘドバン」だけれども、オタゲーはそれを、現代的に「ちゃんとストレッチも練習もして、身体の損傷度を抑えてスポーティーにしたトランス」だと思っておりまして、「パラパラ」の対極、というか、パラパラは「ヘタウマ」ではないんですが、同様の欲望に、ちゃんとジェンダーが残っていた時代、という感じですかね。

 今、ダンスアイドルでも、EDMのDJでもない、「インスタグラムで魅了してフォロワーを増やしたい、踊る女子」としか名付けようがない層が、かなり「ゆるふわ」なダンスを見せていて、あれもヘタではなくて、上手い人がチル用にゆるくふわっと踊っているわけですが、今、「ヘタウマ」が怒涛のようにルネサンスしているので、負けそうですね笑。

 コドモスパンクハッピーは、ダンス的にも音楽的にもキャラクター的にも、かなり革新的であったと思うんですが、対ペドフィル、対群舞(なんか、どんどん人数増えてるんで)、対ダンスファッションというカウンターが乱反射したと思いますね。あの動画だけバスるのはホント痛恨でした笑。

No.6 10ヶ月前
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  • <菊地成孔の日記 2025年9月15日記す>

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