ホテルからブルーノート上海までは徒歩5分だった。完全な繁華街で、東京換算で赤坂とかそういう感じだ。交通量に比して、恐ろしいほど街は静かで、到着すると何とビルの5階であり、やや仰け反るが、さらに仰け反ったのはその大きさだ。エントランスの段階で東京の4倍ぐらいある(因みに北京は東京と同じぐらい)。

 

 全人代会場や毛沢東記念館を擁する巨大な天安門広場、その中にあったアメリカ領事館を居抜きにしたブルーノート北京は、ビルボード横浜をぎゅっと半分以下に圧縮した、要するに洒落た感じだったので、満を持して魔都上海に開店したブルーノート上海は、一体どんだけのモンだろうか、どうする李香蘭とかが出てくる映画みたいな、ダンスホール付きの巨大キャバレーみたいなモンだったら。と目眩を感じながらいざ入店してみると、出ました外装キンキラキンで中は安普請が炸裂。何せテーブル席が無い笑。

 

 一番似ているのは高校の文