なんだかんだで丸々10日間仕事をサボってしまった。体が緩み切って、声帯周辺の筋肉、咳をするために使う肋膜だけがカッチカッチである。もっともっと中枢まで緩めないと。
声帯の周りには実は筋肉は30ぐらいあって、そのほとんどが不随意筋なので、中世の(「ベルカント唱法=オペラの一般的な唱法」が生まれるまでは)ヨーロッパでは、この、おびただしくも細かい、不随意筋を、随意筋のコントロール(例えば、唾を飲むための筋肉群)を元手に、何年もかけて不随意筋を随意筋に飼育的に変えてゆくという、気の遠くなるような方法をとっていた。
しかしこれを身につければ、とてつもない音域(文献だと8オクターブと書いてあったりする)が平然と出るようになるし、音量が出せる。
誰も一度ぐらい考えてことはないだろうか?オペラ歌手とか、お相撲さんの声は綺麗で豊かだ。そして彼らは一様に、平均よりも肥満している。「大きい
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>>33
yymknnさんもそうなんですけど、話をまとめると、僕はまず、サックスの発音に際して、腹筋主義でない(もちろん、腹筋は使いますよ。立ってるだけでも笑)、振動体(ここではリードですね。サックスの)に対する別コンセプトが知らず入っていて、それがヴォーカルに横滑りしてる「かも」ね。という程度で、ここで紹介している前近代的な発声法は、現在では無理もしくは時間かかりすぎと言われています(教えている先生が日本に1人だけいます)。また、僕が特別なトレーニング法を持っているわけではないです。自然とそうなった。という感じで。
ただ、ご指摘の達郎さんのように、声帯を鳴らすのが天才的に上手い人がいて、こういう人は絶対に声が枯れないんですね。忌野清志郎さんとかいとうせいこうさんの発声は、「全身が小さく、肺活量が多いわけではない」組の、また別の独自性のある発声だと思うんですよ。お2人とも、声の実音は小さいです。達郎さんはセミみたいなところあるかもね笑。
僕が個性的だなと思ってるのは藤井風で、長身で腹筋主義が使え&使ってるのに歌声が実は小さいんですよね。平井堅の「度を超えた柔らかさ」と比べるとちょっとわかった気がすると思いますけど。「ガタイが小さいが声帯が良く鳴る」派には
小田和正もいます。
(ID:9188950)
>>36、33
rosanjinさんがおっしゃるように、達郎さんのライブを見に行くたびに、御年70にして(変化は感じさせるものの)20代の曲をアレンジ変えることなく歌えるのがとんでもないなと思っておりました。清志郎さんは、爆音の演奏でも歌が聞こえるような歌い方を訓練して身につけたとなにかの媒体で読んだ記憶があります。藤井風さんがたしかにとても不思議で、とてもフラットというか、真似しようとするとわりとすぐできちゃいそうな感じがあって、それは腹筋主義なところがあるからなのかもと少し思いました。
バンドの練習で試してみているのですが、声が枯れなくなった、かつメンバーには特に違和感を感じさせていないということでだいぶ楽しくなっており、今後も精進したいと思います。ご返信ありがとうございます。
(ID:9188950)
連投ですいません。コメントにある「声帯を鳴らす」というのが、身体に意識をもっていくのにとてもわかり易いと感じました。