ビュロ菊だより

<菊地成孔の日記 2022年11月18日午後5時記す>

2022/11/19 11:00 投稿

コメント:24

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 今、大阪湾岸にあるクラブパルティッタの控え室で書いている。ラジオデイズでも言ったが、どうして京都は普通に前売りが出ているのに、大阪が驚くほど少ないのだろうと思っていて、訳知り顔のバカどもは「近いからだよ(場所と日時が)」と言ったが、僕は自分が利口だと思って疑わないバカの言う事は一番耳を貸さない。天王寺のやばいホテル(東京では見たこともない大きさのドンキの上がホテル)から、ここまで移動して、クラブに着いて全てがわかった。会社が終わってここに踊りにこれる人は少ない。それは、場所が遠いから。だけではない。もう東京にはこうしたバイブスの場所はない。そうだよねベーグルヘッズ。 

 

*     *     *     *     * 

 

<昨日 某時某分 大久保 石森管楽器>

 

 

 長沼が楽器車で走るので、一人で新幹線移動し、大阪に前入りすることにした。仮眠2時間で重い体を引きづり起こし、タク

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コメント

反解釈1、最高でした。踊り狂って調子が出たので、つい、「歯大丈夫ですか〜?」と掛け声してしまいました!

僕が9月14日、25歳にして、生まれて初めて書いた追悼文で、ジャン=リュック・ゴダールの名前を半分、意識的に、一度も省略していなかったことを、菊地さんのMCで思い出しました。
反解釈2、楽しみにしています。

No.24 17ヶ月前
userPhoto 菊地成孔
(著者)

>>23

 ありがとうございました!今この国は、治療が必要です。治り、戻るには、今の自分のある側面を殺すということを含意します。ほとんどの自死は、このことの誤解から起きます。昔からのファンの方かどうかはわかりませんが、僕が新しいバンドを作る際に、ここまで音楽的な構造や内容を口にしないことがなかったと思います。曲名すら言っていないわけです。いくつかのメディアが取材に来て「どう書いていいかわからないので」と、記事自体を書かなかった事に、僕は大きな満足を感じています。僕は音楽によって自分の一部を殺し、治し、戻ってきましたが、自分が治れば良いという訳にはいかない。というか、音楽をやり続けるというのは、そのことの連続性を知っているという事だと考えます。今我々が一番してはいけないことは、語るに落ちることです。その次が、不誠実であることだと思います。素敵なご感想をありがとうございました。

No.25 17ヶ月前
userPhoto 菊地成孔
(著者)

>>24

 ありがとうございます!でも耳はほとんど潰れているので、昔のようにフロアからの言語メッセージが聞こえなくなってしまい、申し訳ありませんでした笑(昔は、「こんなのエレクトリックマイルスの」と、小声で話しているのも聞こえたので、背中から殺意と愛を発する技術まで身についてしまいました笑)。歯は、正直、片方の薬用アロンアルファが外れてしまったんですね笑、途中で、今週中に抜いて、貼り治します笑。

 はい、それが僕の最も言いたかったことなので、敢えて「誰がジャン=リュック・ゴダールを略した?」と言いませんでした。お若い方に伝わって嬉しいです。反解釈2をお楽しみに。

No.26 17ヶ月前
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