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なんかレビュー:映画「シン・ゴジラ」

2016/07/31 14:14 投稿

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  • マフィア梶田
昨日、レイトショーで、会社の同期2人と見て参りました。

先のブロマガ(ar1068966)で、自分の好きな映画シリーズとしてスターウォーズ、インデペンデンス・デイ、そしてゴジラを挙げました。
ええ、2016年7月はそのうち2つの新作が劇場公開されるという神がかったタイミングでした。
奇しくも、シン・ゴジラの英題は「GODZILLA resurgence」、インデペンデンス・デイと同じく「リサージェンス(復活)」の副題が付けられています。


…まあ、ID4の方はアレでしたけど。

正直言えば、ゴジラ2000がそんなに(個人的に)面白くなかったのもあって、
「東宝ゴジラ復活発表!」の時は、不安の方が大きかったのです。
もちろんそれはマグロ食ってるやつと違って、レジェンダリー版ゴジラがちゃんとゴジラに敬意を払って、「ゴジラ映画」としても「ハリウッド映画」としても面白いものを作ってもらったというのもあります。
しかし、庵野・樋口コンビが監督、特技監督を務めると聞いてから、
これは「面白くなるのではないか…?」と期待が大きくなり、
PVを見て非常に期待できると確信しました。
あいつらめっちゃ自衛隊好きやもん、絶対自衛隊かっこええわ…。



ここから感想。






















面白いぜFOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!







もうね、大興奮ですよ。
期待以上、新たな「日本のゴジラ」として、これ以上ない作品だったと思います。
ああ、もう一回劇場に行けるだろうか…。

以下、ネタバレしながら。
















開幕から、
普通の怪獣映画では、物語が始まって怪獣の予兆が見えてきて…というサスペンスな導入があるのが普通だと思います。
怪獣映画の1つの到達点だと思っている平成ガメラシリーズや、レジェンダリー版ゴジラもそうですね。

今作も東京湾で漂流しているボートを海上保安庁が捜索するシーンから始まります。
84版ゴジラのように、デカいフナでもいるのか…と身構えましたが、
揃えられた靴と折り鶴があるだけ……と思ったらドーーーーーン!!

アクアトンネルドーン!尻尾ドーン!なんか川上ってきてドーン!
いきなりゴジラか?!なんだなんだ!




……なんだぁ~こいつ!?なんか気持ち悪いやつきたぁ~!



のちにゴジラの第2形態(あのゴジラは第4形態)と判明しますが、
出てきたのは目がギョロっとして、デカいエラから血反吐はいてる気色悪い怪獣。
思わずジョイマンのジョイマンじゃない方みたいになってしまいました。

開幕から怒涛の展開で、
主人公の矢口内閣官房副長官の視点から、政府の対応が図られるシーンが続き…。



とまあ開幕から飛ばしてたんで、映画の構成的に2時間もつのかとも思いましたが、
ゴジラ出現、海に逃げる→矢口班による生態調査→ゴジラ出現、自衛隊、米軍による迎撃作戦、東京火の海に→ゴジラ休息、熱核攻撃決定とヤシオリ作戦立案→ヤシオリ作戦決行と、ちゃんと盛り上がりの波があって、2時間釘づけにされていました。
ロ○ランド・エメリ○ヒは庵野秀明に頭下げて教えてもらえばいい。
あ、○ーランド・○メリッヒってマグロ食ってるやつやんけ!(錯乱)



すこし心配されていたフルCGという点も、
「日本にしては頑張ってる」から「アメリカには勝てないけど頑張ってる」くらいまでレベルアップしてるんではないでしょうか。
ラストのヤシオリ作戦中の動き(シッポ振り回すアレ)だけはちょっとCG感出ちゃってるな~と
思いましたが、熱戦のシーン含め違和感なく見ることができました。
…いや、違和感なくというのは間違いですね。東京の町中にデーンと居座るゴジラは非常に違和感があります。そりゃそうだ、普段見ている町中にあんなデカい生き物がいたら現実感なさ過ぎて違和感しかないでしょう。レジェ版は夜ばかりだったんであまり気にならなかったんですが、今作は今までの怪獣映画と違って、もう一周回って現実感ないレベルまで到達しちゃった印象を受けました。





とまあ自分としてはいろいろと不満もあるものの、非常に大満足だったんですが、
一緒に来ていた同期はすこし不満げでした。





「あれ、エヴァゲリオンじゃない?」





これwwwwww
ていうか批判的なレビュー(思ったより世間に受けてるみたいですが)って
こういう意見が多いんじゃないかなと思います。

なるほど、確かにそうです。
自分はTVシリーズと旧劇だけで、新劇場版は見ていないんですが、
エヴァンゲリオンを知っている人は、エヴァに近すぎだと印象受けるでしょうし、
自分もちょっとやりすぎではと思いました。
なにせ劇伴そのままですからね。デーンデーンデーンデーンデンデン♪のアレです。
同期の総評も「ゴジラの皮を被ったエヴァンゲリオン」と言っていました。



個人的には、何を言っているんだ、エヴァンゲリオンこそ「ロボットアニメの皮を被った怪獣特撮」だと思うんです。

早いカット割りや、専門用語をまくしたてる登場人物、戦闘ヘリのバックショットなどの妙なカメラアングル、やたら出る電線、ちょくちょく挟まる無言のカット…
エヴァンゲリオンでやっていた、庵野秀明監督ならではの演出ですが、
これは庵野監督が巨大怪獣映画でやりたかった演出だと思うし、実際個人的にはもうハマりにハマっていると思います。まあ庵野さんならゴジラよりウルトラマンやりたかったんでしょうけど。

問題の「Decisive battle」(デーンデーン…のアレ)も、まあああいう場面のBGMといえばやっぱこれだな、という感じはしますし。アニメの劇伴はよくTV番組でも使用されますし、例の曲もBGMとしてよく耳にします。逆にそれがドキュメンタリー感を出す効果があったと思うんではないかなと思います(作曲者本人も言及していますね)。

その友人は石原さとみさんについてもちょっと…という感じでした。
確かにアレだったら外人やハーフを使ってほしかったですけどね…。

劇伴といえば一番最後に使われたのが一番好きな「メカゴジラ発進」でしたね。
あの曲を劇場で聞けるなんて思わなかったのでちょっと感動しました。









今作、「ファンタジーはゴジラだけ」と言われているように、
徹底的なリアリティにこだわっているようで、実際それは成功していると思います。
なにせ、自分たちは5年前にそれを経験しているわけですから。
災害報道や政府の対応、瓦礫と一緒に押し寄せる津波から逃げる人、一般人にも浸透している放射線の単位……危急の大災害の時には、政府関係者はあの青い防災服を着るというのも、いまや皆が知っています。
ゴジラを災害ととらえ、リアルに描けば、経験と相まってそれだけで説得力のある不安や恐怖になる…。
戦後すぐに作られたゴジラが「戦争・核兵器のメタファー」として作られたように、
今回のシン・ゴジラが「大災害・(原発事故による)放射能汚染のメタファー」として、納得できる恐怖として作られたんではないかなあと感じました。

あとやっぱり決定的にレジェ版と違うのはキャストの多さでしょう。ゴジラ役の野村萬斎さん
含め329名!
あと読ませる気もないくせに画面にいちいちでる肩書。
例えば市川実日子さん演じる尾頭ヒロミの肩書は「環境省自然環境局野生生物課課長補佐」、塚本さん演じる「間 国立城北大学大学院生物園科学研究科准教授」、野間口さん演じる「立川 資源エネルギー庁電力・ガス事業部原子力政策課長」
…長い!
でも、これ、社会人の人なら別に冗談でもなんでもないですよね。
環境省にいて、自然環境局にいて、野生生物課にいて、課長補佐やってたら上記みたいな肩書になります。もうほんと日本人めんどくさいw
このキャストと肩書の多さに、もうどうしようもなく日本人らしさを感じていました。
日本にはブロディ大尉みたいなスーパーマンはおらんのやで…。
(この辺は辛口でおなじみの「超映画批評」が詳しく解説しておられました。)

とにかくこれは日本にしか作れない日本の「ゴジラ」であるといえる作品だったなあと思います。
ああ面白かった。











これだけ言わせて。

キャスト表を見たとき気になった名前がありました。


「マフィア梶田」


おい。




おい!




自分は「杉田智和のアニゲラ!ディドゥーン」リスナーなので彼のことはよく知っていますが、わからない人は調べてみてください。ゲーム情報サイト「4gamer」のライターさんです。

果たしてどこで出てくるのか…と思っていたんです。
調べるとすぐにわかりますが、スキンヘッド、グラサン、ヒゲ、と非常に悪人面特徴的な顔をしてらっしゃいます。
なので出てきたらすぐわかるな~、やっぱ逃げる群衆なのかな~と思ってました。












SP業復活してんじゃんねーよお前!
(SP田中でggって下さい)





まさかの石原さとみのSPwwwwwwww
わりと重要ポジで、セリフこそありませんが牧教授の資料をメインキャスト陣の前で広げるというかなりおいしい役どころでした。
ほんまなんやねんあいつ!
















だいぶ長くなってしまいました。
いや~ほんと、観れてよかったです。
あと、これだけは言わせてください。これだけでシン・ゴジラを見に行く価値があります。



















無人在来線爆弾

なんだそれwwwwwwwwww最高かよwwwwwwwwwwwww


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