主婦と悪魔

人類の驚くべき能力

2019/12/08 23:00 投稿

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前回の続きになります。

part1
part2(前回)





























































 次回に続く


 本編補足
 P11~12のツァトグアのセリフ
 「そしてそれは…文字によって文章化したことにより可能になった」
 「これにより情報処理を集団で実施できるようになり、されにその規模はいくらでも拡大可能になる」

 情報処理を複数人で実施(役割分担)することであれば、文字がなくとも口頭で指示すれば可能である。しかし文字がない場合、その役割分担の規模と複雑性は、指示を出す人間の脳の容量の制約を受けるため、個人が把握不可能な程、手順が膨大で複雑な情報処理は扱えないことになる。この情報処理における個人の脳の制約を打ち破ることを可能にしたのが文字である。文字により個人が覚えることのできないほどの情報量や複雑な手順もそれを文章化することで扱うことができるようになり、さらには多数の人間に細かい役割分担を割り振ることが可能になった。
 よく誰か特定の個人がいないと回らないような組織はダメだと言われるが、それはこの役割分担の文章化が適切にできておらず、個人の脳内での情報処理に頼り過ぎている組織はよろしくないという意味だと思われる。


 P16の妙子とツァトグアのセリフ
 「天才がいたから人類が発展してきたわけじゃないってこと?」
 「そうだ」

 理論物理学や数学のような一見個人の能力に依存しがちな分野の発見も、他人が発見した知見が必須となる。そしてその他者の知見を得る方法の多くは文字で書かれた論文や書籍であるため、そのような知識コミュニティこそが大発見には欠かせないものとなる。もちろん本編でも言及しているように、個人の活動や能力も重要ではある。しかし歴史的な偉業を評価する際には、個人の能力の評価に加え、どのような協力ネットワーク(社会、文化、政治制度など)が構築されていたかというのも大事な視点となる。





 各ページで使用した画像一覧
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8p
1,3コマ目:
Intel Core i5 CPU画像:wikipedia掲載画像
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MAN社のトラック用ディーゼルエンジン画像:wikipedia掲載画像
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作者名:松岡明芳

神戸製鋼所加古川製鉄所画像:wikipedia掲載画像
ファイル名:Kobe Steel, Ltd-神戸製鋼所加古川製鉄所 1172657.jpg
作者名:松岡明芳

10p
1コマ目:
素材提供:フリー素材屋Hoshino

10p
3コマ目:
11p
1コマ目:
最新の組立ライン画像:wikipedia掲載画像
ファイル名:Geely assembly line in Beilun, Ningbo.JPG
作者名:Siyuwj





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