松本社長の話でもう一つ面白いのは「一人で考えこむ時間はまずない」ということだ。ミーティングが多すぎるというのもあるが、わざわざそういう時間は取らないようだ。人と話した方が考えがまとまりアイディアが出てくるということで、普段はとにかく、考えることよりも、「大量に情報を頭の中に流し入れ、濾過させて、要らないものをどんどん捨てるようにしている」とのこと。その結果として本当に必要な情報だけが残るとのことだが、濾過という概念はなかなか面白い。断捨離にも通ずる発想だ。