シャベルのブロマガ

Absolute NIneの世界観から見る「橘ありす」と「佐藤亜美菜」

2016/03/07 19:04 投稿

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はじめに




先日より、アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージにて橘ありすをメインにしたイベント「LIVE Groove Vocal burst」が開催されています。上位報酬は「[オンリーマイフラッグ]橘ありす」という新規カードになっており、これを目当てに上位を目指してゲームに励んでいる方も多いのではないでしょうか(筆者も勿論その一人であります)。

このLIVE Grooveというイベント、毎回表題曲が設定されているのですが、今回は「Absolute NIne」という昨年の総選挙上位メンバーが歌っている曲が選ばれています。ですが、橘ありすはこの曲の選抜メンバーには入っておりません。これに関してはイベントにおける楽曲とアイドルの周期が一致しただけと単純に判断する事も可能なのですが、どうもそれだけでは味気ないように感じてしまいます。中々こない担当アイドルのイベントですから、そこに何らかの意味を見出したくなるのがプロデューサー心というやつです。

という事で少し考えてみますと、昨年11月29日に開催されました「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -」の二日目におきまして橘ありすの担当声優である佐藤亜美菜さんがAbsolute NIneを歌っていた事を思い出しました。筆者が調べてみた限りでは、橘ありすとAbsolute NIneの接点は他にありませんので、どうやらここから今回のイベントに意義付けをしていくのが良さそうです。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、今回の記事は上記のような目的の元に作成したものになります。簡単に言ってしまえば「橘ありすと佐藤亜美菜さんとAbsolute NIne」のお話をするということです。以下を読み進めていくにあたっての注意点はこちら。


・これは橘ありすと佐藤亜美菜さんという二人の人物に対する私的な解釈を述べる記事ですが、対象となる個人の性質を断定するものではないということ
・一個人が作成した記事であるため、情報収集に抜けや誤りがある可能性が高いこと(また、それの解釈についても極めて主観的であること)
・これまでとは異なり、実在する人物についてのデリケートな話題にも言及する可能性があるということ


要するに「個人的な見方をまとめたもの」だということです。また、今回は佐藤亜美菜さんという実在する一個人についても言及する事になりますので、筆者も細心の注意を払って書き進めていきますが、何かしらの不備や誤認がある可能性は十分にありますので、読まれる際にはそれについてもご指摘・ご容赦頂けると幸いです。


Absolute NIneという曲について



それでは、まず最初にAbsolute NIneという曲についての理解から深めていく事にしましょう。実際の曲については上記の動画やYoutubeにあります公式の視聴動画を参照してください。曲調につきましては音楽の専門家ではない筆者の知識ではとても語ることは出来ませんが、極めてクールでカッコいい曲であり、プロデューサー達がよく言うところの「蒼」の系列に該当するのではないかなと個人的には思っています。


という事でここからは、歌詞を詳しく見ていく事で曲を理解する事にしたいと思います。



Absolute NIne 作詞・作曲・編曲:hisakuni



未来に響かせて 勝ち取るの この歌で 絶対
掴め starry star

限界を決めないで この右手 誰よりも高く伸ばし
立ちはだかる困難は 神様がくれたチャンス 恐れないで

スポットライトに 涙を隠して 夢を夢で終わらせたくない
自分だけの旗を掲げ 進め 負けたくはない

たとえ孤独から滲み始め 足が震えていても
遠い日の約束 叶えなきゃ 掴まなきゃ 絶対
自由が歪み始め 歌の中舞い上がる
未来に響かせて 勝ち取るの この歌で 絶対
掴め starry star


不器用に トオマワリ
甘い誘惑 苦いジュース 邪魔しないで
迷路みたい 行き止まりでも
踏み荒らせ 好きな方へ 地図をつくろう

寄せては返す 感情 バイオリズム
振り切った心 かきならせ
自分色の旗を高く掲げ 掴み取るまで

たとえ孤独が疼きだして 体を蝕んでも
前を見る強さを 一歩ずつ 確実に 絶対
言葉が歪み始め イメージが加速する
世界に響かせて 勝ち取るの この歌で 絶対
響け starry star

シャボン玉 みたい夢が 膨らんで
いろんな想いを乗せて 旅立つ
どこまでも 遠くへと


孤独が滲み始め 足が震えていても
憧れた未来を 叶えなきゃ 届けなきゃ 絶対
孤独が疼きだして 体を蝕んでも
前を見る強さを 一歩ずつ 確実に 絶対

言葉が歪み始め イメージが加速する
世界に響かせて 勝ち取るの この歌で 絶対
光れ starry star




http://sampi.hatenablog.com/entry/2015/12/06/213201
(直接飛べない場合はコピペしてアクセスしてください)


話を進めていく前に、ここで一つの記事を紹介したいと思います。この記事は、ライブの感想を交えつつAbsolute NIneについて考察し、そこで見えてきたものからデレアニ2期を分析していくといったものになっており、非常に面白い内容になっています。管理者も僕のフォロワーさん(非常に見識が深く頭のいいオタク)で、他の記事も興味深い内容になっているので時間がある方は是非読まれて見てください。

さて、ここで語られている事を筆者の独断で端的にまとめてしまうと、「Absolute NIneにおける"I"は自分を曲げないことを大文字化によって示している」というものになります。この点については歌詞を読まれた方なら共感していただけるのではないでしょうか。筆者自身もその通りだと感じておりますので、ここを出発点としてAbsolute NIneを見ていくことにしましょう。








何が「絶対」なのか?

たとえ孤独から滲み始め 足が震えていても
遠い日の約束 叶えなきゃ 掴まなきゃ 絶対

この曲中では、脳に沁みつくレベルで何度も「絶対(=Absolute)」という単語が出てきます。上で引用した部分に関しては「遠い日に交わした約束を『絶対に』叶えてみせる」という意味合いですが、全体を通してみると、その「絶対」にかかる文章自体は「この歌で勝ち取る」や「前を見る強さ」など様々なものであることが分かります。ですが、どの文脈においても、対象とされているものを「絶対」実現してみせるという強固な意志がそこに現れているのではないかと筆者は読み取りました。"I(=自分)"が揺らがないという点については先程お話しましたが、それを筆者らしく言い換えるならばAbsolute NIneで想定されているアイドル達の意志は『絶対』揺らぐことは無いというものになります。




立ちはだかる障害

不器用に トオマワリ
甘い誘惑 苦いジュース 邪魔しないで
迷路みたい 行き止まりでも
踏み荒らせ 好きな方へ 地図をつくろう

ですが、その意志の強固さというものは、何事もなければ特別意識するようなものでもないように思われます。順風満帆に事が運べているなら自分の行動を振り返ったり、自分の想いを何度も再確認したりはしないのではないでしょうか。つまり、障害が立ち塞がっている困難な状況だからこそ、そんな中でも「絶対に」やり遂げてみせるというのがこの曲で表現されている世界観ではないかということです。歌詞においても、「孤独」「困難」「誘惑」「行き止まり」といった苦労を思わせるような単語が度々登場しています。




他者によって「歪む」世界


自由が歪み始め 歌の中舞い上がる

言葉が歪み始め イメージが加速する

シャボン玉 みたい夢が 膨らんで
いろんな想いを乗せて 旅立つ
どこまでも 遠くへと


ここまでは、お読みになられている方々も概ね想定されていた事を再生産しただけなのですが、筆者は歌詞に触れていて「歪み」という単語がある事に引っ掛かりを覚えました。変化を感じさせるこの言葉は、絶対性や揺るがなさを強調するこの歌の世界観とは馴染まないのではないのか?と思ったのです。ですので、最後はこの点についての筆者自身の見方を記して曲の解釈の話を締めようと思います。

考えてみれば、そもそもアイドル自身の活動は一人で成り立つものではありません。他のアイドルやトレーナー、プロデューサー、事務員、ファン等、羅列すればキリがないような沢山の人との関係性の中で行われているものです(勿論アイドルに限った話ではありませんが)。とすれば、当然自分の思ってもみなかったような展開が待ち受けている事だってあるでしょうし、そこから影響を受けて自分の考えが変化していく事だって当然起こり得るはずです。アイマスに触れている方なら、自分のパフォーマンスを披露するだけだと思っていたステージが観客との呼応で更なる盛り上がりを見せたり、自分の夢が様々な活動を通して少しずつ方向性を変えていったりといったような、アイドルの様々な経験を見て「この子は色々学んで成長したな」と感じた経験が少なからずあるのではないでしょうか。


筆者は、Absolute NIneにおける「歪み」とはまさにその点を指示した言葉なのではないかなと感じています。他者の存在によって変化を遂げる周りの環境や自分の目指す道、そしてそのような「歪み」の中でも「絶対に」揺らがない自分自身の意志(最初に絶対性を「自分の意志」のみに限定したのはそのような意味合いがあります)、そういったものがこの曲で示したかったものなのではないでしょうか。






Absolute NIneから見る「橘ありす」




ここまで、Absolute NIneという曲自体への理解を深めてきました。ここからは、そこで見えてきた世界観を「橘ありす」と「佐藤亜美菜」(敬称略)という二人の人生を紐解く手助けとしながら彼女達についてもっと知っていこうというスタンスで書き進めていきます。まずは、筆者自身の担当アイドルである橘ありすから見ていくことにしましょう。






橘ありすにとっての「歪み」




「橘…橘ありすです。橘と呼んでください。その…アイドルに興味なかったのですが、将来は歌や音楽をお仕事にしたいと思っていました。言われた仕事はしますから、心配しないでください。」(N 橘ありす プロフィールコメントより)






「あの…プロデューサーさん、私の夢、聞いてください。大切な…夢があるんです」

「プロデューサーさんがいれば、夢、叶いますよね。皆の心を動かす人になる夢…」

「ファンの皆もプロデューサーさんの心も動かしてみせますから。それができたらホントのアイドルですね」(イベント「アイドルプロデュース チャレンジクッキング イタリアン編」スペシャルコミュより)




さて、先述しましたが、Absolute NIneは他者の存在によって変化を遂げる周りの環境や自分の目指す道、そしてそのような「歪み」の中でも「絶対に」揺らがない自分自身の意志を示している曲になります。そしてそのような観点からありすの歩んできたこれまでを眺めてみると、まさしく「シャボン玉みたいに夢が膨らんで」いる様子を知ることが出来ます。それを重要な発言単位で端的に上部に抜き出してみました。

これらを見てみますと、橘ありすは元々アイドルには興味がなく、歌や音楽の仕事に将来つくための足掛かりとして、いわば夢を叶えるための手段としてアイドルになっている事が分かります(デレステのコミュでも、それをシナリオ単位で描いています)。ですが、アイドルを通しての様々な仕事や他者との触れ合いを通して「皆の心を動かす人になる」という芯の部分を残したまま、アイドルとしてファンやプロデューサーの心を動かす事も夢の一部となっていきました。これは、アイドルとしての経験が無ければ辿り着かなかった境地であり、肯定的な意味合いでありす自身の夢が膨らみ世界に「歪み」が現れた結果なのだと思います。

勿論、それに至るまでは様々な苦労が存在していただろうと思われます。叶えたい漠然とした方向性があるものの方向性の見えなかったり家庭環境においてもいざこざがあったりしたアイドル以前の時期や、世間で求められる子ども像とのギャップや自らの不器用さに苦労したアイドルになった直後の時期など、中々思い通りにいかなかったことも多かったはずです
(この点の詳細につきましては当ブロマガの記事「VoDaviの観点から見る橘ありすというアイドル」にてまとめておりますのでそちらをご覧ください)。

そんな中でもありすはひたむきに努力をし、目の前の一つ一つの出会いを大事にしながら夢を膨らませ現在まで歩みを進めてきたのです。このようにして見てみると、橘ありすの歩みは極めてAbsolute NIneにおける世界観に沿ったものになっているのではないかなと筆者は思っています。











Absolute NIneから見る「佐藤亜美菜」





さて、続いては橘ありすの声優を担当している佐藤亜美菜さんについて見ていこうと思います。注意書きでも書いたことになりますが、筆者は亜美菜さん個人の情報についても断定的なものしか把握しておらず、それの読み取りについても筆者個人が行っているため、極めて主観的な内容になっています。出来る限り誤解なく筆者の立場を説明すれば「橘ありす経由で佐藤亜美菜さん個人について興味を持った」というものになりますので、そのような人物が書いた文章として読んでいただければ幸いです。







アイドル初期




繰り返しになりますが、Absolute NIneは他者の存在によって変化を遂げる周りの環境や自分の目指す道、そしてそのような「歪み」の中でも「絶対に」揺らがない自分自身の意志を歌った曲でありますので、それに沿った形で亜美菜さんの歩みを眺めてみる事にしましょう。

ご存じの方も多いかと思いますが、佐藤亜美菜さんは声優になる以前、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーとして活躍していました。デビュー当時から地道な活動を続け、2009年の13thシングル選抜総選挙(いわゆる第一回総選挙)では8位にランクインする程の人気であったようです。この総選挙の結果発表時には、「歌手などになるためのステップとしてAKBに入ったのではなくAKBが好きでAKBになりたくて入った」と発言しており、AKBを夢としてそれを実現したという事が伺えます。この時点から声優に関する興味があったかどうかは定かではありませんが(※高校生時代からアイドルマスターとの接点はあったようです)、少なくとも、亜美菜さんにとっての出発点は「アイドル」であり、声優ではなかったという事は言えるのではないでしょうか。






アイドル時代の声優活動



亜美菜さんは、AKB48を引退して以降本格的に声優としての活動を行っていますが、アイドルをやっていた頃にも声優としての活動をしていました。2012年から放送された「AKB0048」というAKB48を題材にしたアイドルアニメでメインキャラクターの一人である一条友歌役を務め、この当時から群を抜いた演技で声優としてのポテンシャルの高さを示しています。筆者は「亜美菜さんが声優を志した」理由についての正確な所を把握しておりませんのでその詳細について語る事は出来ませんが(AKB時代からのファンの方にも尋ねてみましたが断定できる情報源はなく、そもそも一個人の心境を他者が断定するのもおかしなことではありますが)、これらのような活動やそこでの関わりを通して、また彼女個人の趣味も相まって徐々に声優という仕事を意識するようになっていったとしても不思議ではないように思います。






ありすとの出会いと様々な困難



そして、それらの経緯を経て2014年のクリスマスに橘ありすのCVとして佐藤亜美菜さんが発表されたことは、割と多くの方の記憶に新しい出来事ではないでしょうか。

ここまで概観してきた亜美菜さんの歩み、端的に言ってしまえばアイドルから声優に至るまでの道のりは、言葉では言い表せない程に険しいものであったと言えると思います。先程の第一回総選挙後に発表された曲のPVでの、八位という高順位にも関わらずたったの1秒ほどしか画面に登場しない事をはじめとした「運営から愛されない」立場にいたこと(インターネットで調べた程度ですが多数の記事がヒットします)などのアイドル時代の困難であったり、アイドルから声優に転身する事による困難やバッシング・先達のいない孤独感、「元AKB」という名を背負い二次元のアイドルの声優を務めることによる非難や中傷など、断定的な情報から想像するだけでも(それこそ橘ありすの歩み以上に)過酷で困難な時間を亜美菜さんは過ごしてきたはずです。それでも、どこかで挫折してしまうのではなく、強い意志を持って今まで活動を続けてきたのです。


このようにして見ていくと、困難な道のりの中でも自分の信じた道を歩み(硬い意志が無ければ実現出来なかったことでしょう)、今もなお声優として着実に活動している亜美菜さんは極めてAbsolute NIneで示されるような世界観にぴったりな人物だと言えるのではないでしょうか。



※亜美菜さんがパーソナリティを務めているラジオにおいて、これらについての本人の感情について3rdライブの背景を交えながら吐露した回がありますので、時間のある方は視聴してみてください。特にありすと出会って以降の内容が主になりますが、その壮絶さを感じ取ることが出来ると思われます。













以上のように、Absolute NIneという曲とそこで描かれる世界観は橘ありすと佐藤亜美菜さん二人の歩みを指し示すのにぴったりの曲であり、その意味でも、今回のデレステのイベントにおいて橘ありすがメインであり、表題曲がAbsolute NIneであったという事は筆者にとって非常に感慨深いものでありました。これから、ありすや亜美菜さん、そして橘ありす(CV:佐藤亜美菜)がどのような道のりを歩んでいくかは定かではありませんが、二人(一人)のファン、そしてプロデューサーとして陰ながら応援していければいいなと思っています。





おわりに

実際のイベントをプレイしながらこの記事を作成するのは中々大変でしたが(イベント期間に間に合わせたくてかなり急ぎ足で書きました)、中々こない担当アイドルのイベントですので、そこについてしっかり整理しておきたいなという気持ちが強くありこの様な形でまとめました。ザッと書いてしまったため、特に亜美菜さんの項などはだいぶ雑になってしまったような気もしますがいかがだったでしょうか。いつも通りの私的なポエムになっていますが少しでも面白いと思っていただけましたら幸いです。





さてその肝心のイベントについてですが、この記事を書き終えた段階(7日21:03現在)でここら辺の位置におりますので同僚申請やらメッセージやらランキングで抜かしていくやらお好きにされてください。僕はポイント調整に成功して満足しましたのでプレイはもうしません。


またこの記事についても質問・意見・感想等いつでもお待ちしております。次回はそろそろ下書きで眠らせている「橘ありすのぱんつ事情」についても書きたいなと思っていますが、まぁ何か別のものを書くかもしれないし書かないかもしれません。それでは機会があればまたお会いしましょう。

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