author:岩SHOW
「帰れ9(帰った)」を挟んだりして間が開いたが、今週末に迫る「Eternal Party 2014」に向けて、このシリーズの仕上げに入ろうと思う。これまでの経緯はその1、その2をご覧いただきたく
第5回戦:コネヨマトメヨ
もはや僕がこれで出るか否かは置いといて、レガシーで戦えそうなオーラバトラーを作る企画と化しているのは目をつぶってほしい。目的を見失っている気もするが、結果が良ければ。良いデッキが出
来ればそれで出ても良いよねと。早速現実の形にしていこうと思う
4ぬめるボーグル
4林間隠れの斥候
何がどうあっても固定枠。ここがなきゃ始まらない。「ベルチャー」で言う《ゴブリンの放火砲》と《燃え立つ願い》である。勝つためには、どちらかが初手に来るまで、鉄の意志でマリガンせねばならぬ。いやまあほぼあるっしょ。無い、と思ったらこんなデッキ成立しないッッ!そこにはボーグルはあるんだ!
4or3神聖の力線
これも必須でしょう。《思考囲い》《Hymn to Tourach》《ヴェールのリリアナ》と、その1で「想定勝ち組」には入れてないとはいえ、黒系にも多く当たることになるのでここは抑えておかねば。運良くバーンと当たったら「とりあえずお疲れ」状態だしね。それ抜きでも有利だというのに…
4抑制の場
その2でさんざん推したのだから、4入れなくては始まらない。これがあれば《石鍛冶の神秘家》からの《殴打頭蓋》が1ターン遅れ、《師範の占い独楽》《精神を刻む者、ジェイス》は実質的に機能不全、フェッチランド複数キープはそのままGo to Hell。何かと都合がええ1枚なんやね
4天上の鎧
4怨恨
3鋭い感覚
最強オーラ故。《天上の鎧》4積みは当然である。もう一度「ベルチャー」で例えるならば《ライオンの瞳のダイアモンド》だ。入れない理由がない、明らかな速度差を体感させてくれる。同じく《怨恨》は《暗黒の儀式》と言って良い。だから4入れるよね。《鋭い感覚》はこのデッキならではのパーツなのでベルチャー例えはし難い。欲しいカードではあるが、これが複数あってでもサイズを上げるオーラは0、とかなっちゃうと泣くしかないので気持ち抑えた枚数に
3夜明けの宝冠
2ひるまぬ勇気
1アルマジロの外套
《夜明けの宝冠》は4でも良いかな~と思う反面、やはり2ターン目にスッとつけられず複数手札に来た場合に使いきれない可能性があることから3枚に抑えた。《ひるまぬ勇気》と《アルマジロの外套》はマナカーブの頂点に据える。散らす必要はないっちゃないんだけど、この両者全く同じに見えて挙動が違うからね。《ひるまぬ勇気》はクリーチャーに絆魂を付与する形でライフを得るけど、《アルマジロの外套》はクリーチャーでなくこのオーラがライフをもたらす。その差が生きることもある…かもしれないぐらいレガシーというフォーマットは広い。そういう話をしたかった。この後付け感。
1安らかな眠り
1原基の印章
1ルーンの光輪
1忘却の輪
レガシーはカードプールが広いよ^^だからどんな局面にも対応できるようなカードを挿しておくのは良いことだよ^^という理由で選ばれたこれらのカード…《渦巻く知識》もないのにどうやって探し出すのかって?こうするんや!
2真の木立ち
レガシーなんでね、ならモダンでは使えないこういうカード使わなきゃ、勿体ないよねと。《突然の衰微》が飛び交うレガシーでは、オーラ1枚程度じゃ割られて対処されることもあるだろう。そこでこれで被覆を付与してやれば、まずこれから割れよと対処を迫ることが出来る。割ろうにも、スタックでチューター能力を起動されると結局損した形となってしまう。イイネ!ただ問題は、イチオシの《抑制の場》に抑制されてしまうこと。まあ、多少はしゃーないね
4ぬめるボーグル
4林間隠れの斥候
2コーの精霊の踊り手
3神聖の力線
4抑制の場
4天上の鎧
4怨恨
3鋭い感覚
3夜明けの宝冠
2ひるまぬ勇気
1アルマジロの外套
1安らかな眠り
1原基の印章
1ルーンの光輪
1忘却の輪
2真の木立ち
20土地
ちょっとオーラが少ないか?
ここから入る可能性のあるオーラは《蜘蛛の陰影》《ハイエナの陰影》ぐらいか
《Nature's Chosen》は面白い1枚だけど、白いクリーチャーという縛りがね…《コーの精霊の踊り手》も足してはあるが、それでもちょっとなぁ
あ、《祖先の仮面》忘れてた。1枚は入れたい
あぁ、レガシーと言えば最近登場した《ドライアドの歌》、使えるじゃんか。《忘却の輪》よりもこっちかもなぁ
「Results May Vary(緑白呪禁ビート)」
4ぬめるボーグル
4林間隠れの斥候
2コーの精霊の踊り手
3神聖の力線
4抑制の場
4天上の鎧
4怨恨
3鋭い感覚
3夜明けの宝冠
2ひるまぬ勇気
1アルマジロの外套
1安らかな眠り
1原基の印章
1祖先の仮面
1ドライアドの歌
2真の木立ち
2Savannah
4剃刀境の茂み
2セラの聖域
1ドライアドの東屋
2風立ての荒野
4森
5平地
土地はあえて格安仕様にしてあるので、予算に余裕があればブラッシュアップしても良いと思う。何度も書くが「ベルチャー」みたいなデッキなので、デュアランだろうがショックランドだろうが割と関係ない。前のスタンダード環境で《寺院の庭》4枚使っててまだ持ってるんだったら、迷わず4枚放り込めばいい。黒枠デュアルランドデッキにショックランドで勝つのも、なんかこう気持ちいい要素ではあるだろう。ただし、ショックランド使ってるせいで負けたことをぼやくなら、もうレガシーはきっぱりと辞めてしまおう。それでも勝ちたいという気持ちが湧いてきたのなら、デュアルランドが君を待っている。
実は自前のFoilコレクションが使えるからこのデッキを選んだ可能性…あるね
第6回戦:フィニッシュ!
サイドボードにはメインから落ちた《ルーンの光輪》をはじめとした各種妨害エンチャントをぶっこむとなんしか形になるだろう
2ルーンの光輪
1弁論の幻霊
1法の定め
1忘却の輪
1石のような静寂
1太陽と月の輪
2金輪際
2四肢切断
1沈黙のオーラ
1ガドック・ティーグ
2蜘蛛の陰影
《至高の評決》みたいなラスゴ系対策で《蜘蛛の陰影》、「ペインター」などのクリーチャー・コンボに介入するための《四肢切断》、どうしようもない《議会の採決》は《金輪際》で封じて、《終末》のために気持ちばかりのガドックじいさん投入。後はご覧の通りで
うん、たぶん弱い。
まあ、綺麗に回ればクリーチャーで勝ちを狙ってくるフェアなデッキはボコボコに出来るだろう。メインは気持ち良くなって、サイド後2本取り返されても泣かない。あとダイスが肝心。バチバチに鍛えて「先手後手は腕相撲でどうでしょう?」も良いかもしれない。断られてもジェントルであれ。
この一連のシリーズが、レガシーに興味があるけど敷居が高くて参戦出来ないという状況の人たちに「自分で安上がりなデッキを作ったらええねん」というエールとして届くことを祈って。あとこのデッキコピーして連敗街道邁進しても責任はとれませんので、あくまで参考程度にね!あーこいつまた妄想垂れ流しとるわーと言われるのが僕の喜びィ
それでは、明日・明後日(12/6・7)は「Eternal Party 2014」の会場でお会いしましょう!
ここだけの話。優勝トロフィー、熱いでぇ
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