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Eternal Partyに出るならこんなデッキ!その2

2014/11/26 11:00 投稿

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author:岩SHOW



この記事の目的なんかは前回の記事を読んでいただくとして、第2回の今回は早速構築に入って行こうかと思う。


2回戦:シボリコミ!

前回の記事で出した結論は

・クリーチャーは除去耐性&回避能力重視
・軽いカードで戦える構成
・丸いカード選択
・青対策カードに引っかからない

この辺を意識してデッキ作ればOKなんじゃないかなというもの
あと、これはあくまでGPニュージャージーや最近の大会の結果から「UW奇跡」「URデルバー」「Patriot(正直細かい分類わからんけどトリコカラーで石鍛冶はいってるやつ)」が多いため、これらに勝てるデッキを意識するならばという話ね。ここに勝てれば優勝も見えてくるでしょう、自ずと。当たらなかったら己の引きを呪おう(いや、ある意味ラッキーかも)。


かつてレガシーで活躍したカードで、除去耐性を持ったクリーチャーと言うと?
筆頭は勿論
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《敏捷なマングース》となる。被覆持ちで業界実績No.1!《宝船の巡航》参入による「URデルバー」の台頭。墓地を削る巡航と、スレッショルド(墓地7枚)を目指すマングースの相性の悪さはこれ以上ないほど。勢いは「URデルバー」の方が完全に勝っていたため、マングースは肩身が狭い思いをするかと思われたが…先のBMOvol.2ではトップ8に「カナディアン・スレッショルド」が2つもその席に就いて、マングース未だに強し!という事実を知らしめるに至った。

ただ、これで「じゃあ除去耐性もあって軽い構成だしカナスレで参加したら?」という結論になっては…それが正しい気もするが、あまりに味気ない。他の連中も見ていこうじゃないの


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《聖トラフトの霊》も、最近はめっきり見なくなったが活躍していた1枚だったね。呪禁というレガシーにおいては最強の除去耐性を持つ上に、本体2/2+4/4飛行天使トークンという高い打点。本人のサイズが小さいため、接触戦闘に弱いというのが最大の弱点ではあるが、そこは呪禁を生かしての装備品戦法や《貴族の教主》からの賛美で攻めるなどカバーが容易である。というか、除去で道をあければ良いよね。最近ではどうも《真の名の宿敵》にカモにされるためか、使用するプレイヤーは激減した。



どっちも使うなら青いデッキでしょーが!
今回の狙いはそれを外すことで空振り狙いでしょーが!

というわけで、それ以外で実績あるやつなんて…いるのか?

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いるにはいる。たしかに、金属術を達成しながらの《刻まれた勇者》の「どないしよーもなさ」は特筆ものだ。「親和(Robots)」か…なるほど。モダンの関係で資産を持っている人も多いだろうし、GPニュージャージーでは7-0ラインにいたし、ナシじゃないな。レガシー参入を考えている人には向いているのかもしれない。ただ、大事なのは完全なる「資産0」から始める場合に「じゃあ親和を…」というのは、このデッキをよっぽど使いたい場合でないならやめておいた方が良いということ。どうせなら、もっと応用が利くカードを集めてデッキを作った方が、飽きそうになったらちょっとの出費でいろいろとイジれるのでオススメだ。それを差し置いて、なお特化したデッキに魅せられたという方は、その道を突っ走ろう。


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そう言えばこんな激渋カードもありましたなぁ。《剣を鍬に》《稲妻》《罰する火》を防ぐ盾、《未練ある魂》《天使への願い》《若き紅蓮術士》といったトークン陣にも阻まれない剣。そして実質的パワーは4、そのダメージは《殴打頭蓋》で何点ゲインされようと関係なし。なかなかに強力そうに見える。 しかし使われているわけではないのは…やはりモッサリしているのだろうか。「デスブレード」なんかにポンと入れられないのがね…《死儀礼のシャーマン》のビーム撃つ能力と噛んでるわけでもないしね、そういったデッキに入れるなら《真の名の宿敵》の方が…ってまたお前か。



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 …モダンで大活躍した《ぬめるボーグル》はどうだろう?軽くて除去耐性持ち、回避能力も《怨恨》なんかのオーラでトランプルつけたりプロテクション(クリーチャー)つけてやれば良い。唯一、《紅蓮破》に打ち消されてしまうという弱点はあるが、1ターン目にキャストできるカードなので、掻い潜ることは十分に可能だ。その点も《林間隠れの斥候》と併用ならケア出来ているしね。お、「オーラバトラー」、意外にやりよるんじゃないの?


4回戦:鍛エヨ!

 

 呪禁持ちの軽いクリーチャーを1ターン目に出したら、あとはそれにペタペタペタと軽量エンチャントを貼っていってダメージレースとかそういう概念超えたバケモノ作り出して圧殺!というのが「白緑呪禁ビート」、通称「オーラバトラー」だ。

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 《天上の鎧》は爆発力を上げるとともに、純粋な妨害系エンチャントも打点付加カードとして計算できるようにしたことで、デッキ構築の幅は大いに広がった。

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 《剣を鍬に》を受け付けないとはいえ、ベタベタ貼った後に《終末》を探してきて流されるのは馬鹿らしい。それを直接的に防ぐカードというのはなかなか存在しないものだが、《抑制の場》を貼れば少なくとも《師範の占い独楽》→フェッチで探しまくるというムーブに待ったをかけることが出来る。2ターン目に置ければかなり楽になるんじゃないだろうか。その余裕の中で、十分に撲殺するだけのパワーがオーラバトラーにはある。ナチュラル奇跡?知らんよ。奇跡なんざ起きねーんだよチクショウ!

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 むしろ開き直ってタッチ赤にして《血染めの月》置いちゃうか?なんておもったけど、奇跡は基本土地多いし、URとパトリにはそこまで劇的に刺さるかというとムラがあるのでなんともなんだよなぁと。でも、デュアルランドに甘えて色をタッチするというアプローチ自体は良いかもしれない。ただそうするとフェッチが増える→《抑制の場》で自分の首が絞まるというジレンマが…


次回では、これらのプランを形にしていこう。書いていて、果たして自分は本当にこのデッキでエタパに出るのか?という疑問が起こってきたが、まあ楽しいデッキが作れたらそれで良いかなと。ホンマツテントーな感じがしないでもないが、最後までお付き合いいただけると嬉しいことこの上ないのであります。

 

 

 

 あと、今夜の11/26のBIG MAGIC LIVEでも、レガシーの対戦映像をお届けするので興味のある方はそちらもcheck!!たぶん20時くらいにあがりまっさかい、よろしゅうに~^^

 

 

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