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惰性で生きるくわマンのブロマガ

兄の死と向き合う

2017/06/07 13:37 投稿

  • タグ:
  • 映画
  • マンチェスター・バイ・ザ・シー
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』っていう映画を観てきたよ。

正直『ムーンライト』よりこっちのがアカデミー作品所に相応しいような気がするゾw
ケイシー・アフレックの主演男優賞は納得。

リーは、兄の死という事実を目の前にしても終始「冷静」(ただ面倒くさいだけ?)だったように見えた。
一方で亡くなったジョーの息子パトリックは、パニック発作を起こし、現実から逃れるかの如くアイスホッケー(練習参加希望)・バンドに奔走し、二股の片割れとのセックスに必死で持ち込もうとする。
パトリックはどのタイミングで「乗り越えた」かは分からなかった。恐らく、サンディーとの念願のセックスを果たした辺りかな。リーも「パトリックは落ち着いた」と言う。
しかししかし僕個人の見解としては、終始冷静に見えたリー1人だけが本当は兄の死を「乗り越える」ことが出来ずにいたのではないのだろうか。後半、酒場で軽くぶつかっただけでオッサンに殴り掛かり、その後ジョージの妻に介抱され、最終的に後見人を退く一連の場面から、僕はそう思った。元々短期で血の気の多い性格だから、という点を考慮してもである。
リーはかつて自分のしょうもない確認の怠りから、火災で3人の子供たちを失っている。今回の兄の死をきっかけにマンチェスターに戻ることで、再びその過去と向き合い、さらに兄の死とパトリックの今後について、否応なく考えされられることになった。その精神的ストレスは、弁護士の言う通り想像を絶するものなのだろう。
それでも、後半で元妻ランディからの謝罪の言葉をもらい、なんやかんやでジョーをきちんと埋葬することで、ようやくリーの心の中も整理されたのだろう。ラストのパトリックとのバウンドキャッチボール、釣りの場面はまさに親子そのもの。

僕は2人兄弟で、兄貴が1人いるだけだ。年子の兄貴である。なんだかんだで仲が良いと思っている。そんな兄貴が亡くなったら、、、それだけでも無理ゲーだ。

飛び切り面白い、ぜひ映画館で観てほしい、おススメ、考えさせられる、という映画ではないけれども、それでも一度観てみて損はないかなーという感じ。

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