記事を再開しました「Pachi Count Capter」を使いこなす!シリーズw
機種定義ファイルを何とかモノにしていただければ、いや「モノにしたもの」だとみなして
いよいよ最後のレイアウト画面に掛かろうと思います。
レイアウト作成の際に機種定義ファイルの中身が影響してきますのでお含みおきを。
※お先にお断りしておきますが、自分もあまり理解してないので
状態表示パネルは使っておりません。悪しからず。
1 必要なレイアウトって…?
他所様のレトロパチ配信を見てみると、レイアウト配置はシンプルなのが多いんですよね。
何より余計な情報が入ってないのが大きいです。
そして画面キャプチャーの手間暇がかからず済んでいる印象を受けます。
その影響で自分は原則下の感じでレイアウトを愛用しております。
早速なんですが、自分が実際に使っているレイアウトの数値を示しておきますので
単純に数値を入力してみてください。
機種定義ファイルがちゃんとしていればそのままでも使えるはずです。
このレイアウトは継続タイプのCR機を想定して作ってあります。
※頭=Top 左=Left 幅=Width 縦=Heightで表記します
2 CR機レイアウトの構成
ウィンドウ
クライアント領域 幅 284 縦 555 BG表示設定 幅 300 縦 555 背景色 黒
表示パネル→各種情報・状態表示パネル以外にチェックを入れる
スタート回数パネル
頭 11 左 10 幅 110 縦 100 背景色 黒
項目名フォント MSPゴシック 11 太字 文字色 黄色
総スタート数/大当り間
総スタート数 項目名 頭 4 幅 5 カウンタ 頭 21 幅 4
大当り間 項目名 頭 52 幅 5 カウンタ 頭 66 幅 4
カウンター画像サイズ 幅 21 高さ 29
差玉数パネル
頭 115 左 10 幅 137 縦 70 背景色 黒
項目名フォント MSPゴシック 11 太字 文字色 黄色
差枚数/出玉率
差枚数 項目名 頭 4 幅 5 カウンタ 頭 21 幅 4
出玉率 項目名 頭 52 幅 5 カウンタ 頭 52 幅 49
カウンター画像サイズ 幅 21 高さ 29
大当りパネル
頭 10 左 155 幅 90 縦 176 背景色 黒
項目名フォント MSPゴシック 11 太字 文字色 黄色
カウンタ1-4
カウンタ1 項目名 頭 4 幅 5 カウンタ 頭 21 幅 4 確率 頭 52 幅 5
カウンタ2 項目名 頭 52 幅 5 カウンタ 頭 66 幅 4 確率 頭 115 幅 5
(カウンタ1は機種定義ファイルで初当り、
カウンタ2は大当りで設定されているため表記が異なる。
カウンタ2は機種定義ファイルで設定しないと「カウンタ2」と表記されます)
※カウンタ3-10までは表示のチェックをすべて外してください!
大当り合算はチェックを入れておきましょう
大当り合算 項目名 頭 134 幅 5 確率 頭 151 幅 6
カウンター画像サイズ 幅 21 高さ 29
継続回数パネル
頭 187 左 10 幅 119 縦 49 背景色 黒
項目名フォント MSPゴシック 11 太字 文字色 黄色
最大継続/現在継続(回数表示は画像 2桁で統一)
差枚数 項目名 頭 6 幅 5 回数 頭 5 幅 89
出玉率 項目名 頭 27 幅 5 回数 頭 25 幅 89
カウンター画像サイズ 幅 11 高さ 16
その他グラフなど
スランプグラフ 頭 341 左 12 連荘表示縦と履歴9回分
差玉グラフ 頭 249 左 12 表示サイズ 小
以上の数値を入れれば上のレイアウトが出来上がります。
これをもとに解説していきましょう。
まず設定を変えるとよくわかるのが「ウィンドウの背景色を黒以外に変える」ことです。
背景色を灰色に変えてみました。ウィンドウがPCC画面のサイズで、
その中に各種情報が各種黒い枠の中に詰め込まれているわけです。
そして各種情報パネルの右側に有る疑似透過の欄にチェックを入れると
右側のスタートパネルのようになります。
さらに「マウスでの移動を許可する」にチェックを入れると、
Shiftキーを押しながらウィンドウパネルなどを動かすことが出来ます。
尚押す箇所を間違えると文字だけの移動もあるので
そこ辺りは確認しながら作業してください。
マウスでおおよその位置を決めた後に細かい数値で微調整する流れになります。
あともう一つ台によって表示を変えるのが「大当りパネル」です。
最近の台は突確なりアタッカー複数なりラウンド振り分けなり
複数の当たりが仕様になってますので先に触れておきます。
先ほど
※カウンタ3-10までは表示のチェックをすべて外してください!
の表記をしたのですが、必要な当たりの種類でチェックを加えていけばおkです。
作例ではカウンタ3を足してみましょう。カウンタ3の3か所にチェックを入れます。
あと大当り合算の頭と幅の数値を変更します。
大当りパネルの縦サイズを176→238
カウンタ3 項目名 頭 134 幅 5 カウンタ 頭 148 幅 4 確率 頭 181 幅 5
大当り合算 項目名 頭 198 幅 5 確率 頭 214 幅 6
カウンタ3の名称は機種定義ファイルエディターの基本情報で
正確に設定してあげると反映されます。
他に特筆すべきところはスランプグラフのレイアウトでしょうか。
従来あった「全当り」「連荘表示(連荘数)」に加え、
「連荘表示(初当り+連荘数)」「連荘表示縦(初当り+連荘数)」と選択肢が広がりました。
特に(初当り+連荘数)はホールそのものの表示機に近いモノになり、履歴が分かりやすくなりました。
スランプグラフの所でいろいろ変えることが出来ますので試してみてください。
あと細かいフォントとかデジタルのサイズとかは実際開いてみるとわかりやすいと思います。
自分の思った感じで変更してみましょうw
最後にここから重要です。
作成した・作成途中のレイアウトファイルは
必ず「ファイル→レイアウトファイルの保存」で名称を付けて保存してください。
候補が複数あるなどいろいろ作ってみた場合個別で保存することを薦めます!
更に機種定義ファイルを設定している場合、
上の図のようにレイアウトファイルをリンクさせると設定が楽になります。
「設定→レイアウトファイルの読み込み」で変更も可能ですが覚えておくと便利です。
以上駆け足でレイアウトの設定を紹介しました。
とりあえずこれでカウンタが起動するようになったはずです。
動作確認して計上されればおkになります。
仮に上がらなかった場合は断線等の物理的要因の可能性もありますので
簡易PINモニターで確認してください。
次回はおまけ的な要素で背景を足すなどちょっとした遊びをしてみたいと思います。
SlotCountCapter2で高等な使い方をされている生主様もかなり多いのですが、
上のように背景写真を入れるだけの初歩的な遊びです。
でも個人的には気にいってまして、原理さえわかれば簡単です。
あとビッグパワフルなどの設定もついでに足しておこうかと思ってます。
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「Pachi Count Capter」を使いこなす! その5 ~画面レイアウト完成までの道のり②~
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「Pachi Count Capter」を使いこなす! その7 ~画面レイアウト完成までの道のり④~