嗤うより哭きたい時に

人間ド失格_ぐちゃっと強がる

2019/10/27 00:00 投稿

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意固地になっているとかじゃなく、どうしても曲げられないんだって時にココ一番強がりたいがその様がなんとも不格好で嫌になる。

誰だっけ、薄桃色のベストを来て「トゥース」と発する方、あの方の様な見栄えになってしまうのが本当に嫌だ、だって格好良くないでしょ誰が見ても。

animeだって小説だって、強がる者の描写には、その者が滑稽であるように描かれることが大半であるし、雑魚キャラに宥められるシーンなどと絡められたりして、なんだかもう他人事とは言え観てる方が恥ずかしくなってしまうもの。

だけれども。

ちゃんと格好良く強がる者を描いているanimeに出くわしたことがある。『銀魂』だ。



もうね、私はえこひいきも堂々と隠さないけれども、『銀魂』の作者、空知先生には歴史上の人物として後世に語リ続けられる先生であると疑っていないのでそうなっていただきたいんだどうしても。なんなんだ、あのお方様は。

嘘くさくない、強がり。

格好つけてなんかなくて、animeだから許される的なセリフでなく、惨めな姿で強がっていられるんだ、キャラ達が。吉原炎上篇143話「四本足で立つのが獣 二本足と意地と見栄で立つのが男」の回、銀さんが逃げることを拒む晴太へ言う。

『俺をまた負け犬にさせないでくれよ』

くたみそに“夜王”鳳仙にヤラれまくり圧倒的に勝ち目がないシーン、この台詞のあと、ニヤリと嗤った銀さんは鳳仙に顔面を蹴られ壁に埋まってしまう。

いったいどんな情緒でこんな強がりんぼなセリフが謳えるというのだ、胸が張り裂けてしまうだろ。

嗤うんだよね、セリフのあと。なんで嗤ったんだろう、それがとても忘れられなくて胸が痛くて知っているようでわからなくて。何故先生はここであんな風に銀さんが嗤うようにしたんだろう、その謎がいつまでたっても心を痛めてくる。

子供の頃、若い頃、ムキになって強がって恥をかいた自分が恥ずかしくて。冷静でいよう、動じない方が格好いい、そう信じて強がることをヤメたのに。なんでこんな大人になって気づいたんだ、気づかせたんだ銀魂は!空知先生は!

なんて、粋なんだ、格好よすぎるだろ。

強がる時は、ぐちゃっと潰れた時なんだな。ぐにゃっとした程度で強がるからブサイクなんだな、とことん潰されてあとがないような時に、

そんな時に強がれなきゃだめなんだな……。


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