「どこで寝泊りしているの?」とのシム記者の問いかけに、「玉渓閣です」と答える子どものコチェビ。玉渓閣(オクゲガク)は古い史跡だと思われる。路上生活するコチェビには、史跡や旧寺などの片隅に寝泊りをして雨露をしのぐ人もいるようだ。また、シム記者は急増しているコチェビについて、住民にもインタビューを試みる。「(コチェビに)同情する人もいなくなってしまった」と話す女性の言葉が、今の北朝鮮の現実を物語る。
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