アスキー編集部 ニコニコ出張ブログ

絶対バレない(と思う) レンズ穴がない撮影機能付きメガネ

2016/02/02 10:00 投稿

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m2  「一見普通の〜だが、実は……」というものに男の子は弱い。女の子だって弱いと思う。

 編集部でぼんやり仕事をしていると、アスキーストアの人が「コジマさん、このメガネ、どうですか」と持ってきた。数多くのガジェットが並ぶアスキーストアの中で、週間売り上げ1位になった商品「レンズ穴がない撮影機能付きメガネ」(商品名)だ。

m どう見ても普通のメガネだ m2 横に座っている編集・盛田にかけさせたら、ただのイケメンメガネ男子になった。でもカメラなんだって

 一見普通のメガネだが、フレーム端には外からは見えない隠蔽レンズがしっかりと付いている。しかも動画は1920×1080ドット、写真なら4032×3024ドットと、意外に高性能で撮影できるという。すげえ。スパイ映画みたいだ。

 しかしこれ、レンズはどこにあるの?

m アップにしてもまったくわからない test 光の当て方でレンズ部分が見えるようにしたがこれが限界。矢印の先に丸いレンズがあるんだけど、わかるだろうか

 おお、これは気付かない。当たり前だが、プライバシーの侵害・迷惑防止条例などに抵触する行為には使用してはいけないぞ。

 サイズはおよそ幅14.5×奥行き15.0×高さ3.3cmと、これまた普通のメガネとほぼ変わらない感じ。重さはおよそ45g、まあフレームが太いメガネと考えればそれほど重くはない。編集部員にかたっぱしからかけさせてみたが、「重くてしんどいな〜」という声はなかった。

 使用方法はシンプル。左のツルに電源ボタンがあるので、長押しで電源オン。これで待機状態になる。ふたたび電源ボタンを長押しで動画を撮影、短く押して写真を撮影となっている。

m 撮影ボタンは左のツルにある m3 参考画像。静止画は4032×3024ドットで撮れる

 このカメラの利点としては、目線そのままが撮れるという点にある。ビデオカメラを構えたまま、移動したり、同じ場所を撮り続けたりすると、三脚などがないと腕が疲れてくる。これならその心配はない。

 そしてなにより、被写体が緊張しにくいというのが大きい。動物を撮影しようとがんばったことのある人ならわかるだろうけれど、動物ってレンズを向けると緊張してしまいがちだ。カメラやスマホを向けるとびくーっとしたり、逃げたりする。その点、このメガネならペットの自然体を撮影するのにはもってこい。

 あとは、人のありのままを写すのにも使える。なんといっても、一見普通のメガネだから、撮影しているということを気付かせない。レンズを向けられると緊張してしまうという人でも、このメガネなら自然体の撮影ができるというわけだ。

m1 イメージその1。カメラを向けられているので警戒し、ちびちび飲むナベコ(※あくまでイメージです。ナベコはお酒が大好きですが、さすがに仕事中には飲みません) m1 イメージその2。カメラだということに気づかず、素の自分を開放するナベコ(※くどいですがイメージです) m1 決定的瞬間をカメラはとらえた。ナベコにダイレクトアタックを受けたので、手ブレ(顔ブレ?)したのはご愛嬌だ

 気を付けてほしい点としては、触っているうちに指紋がぺたぺた付いてしまい、レンズ部分が汚れてしまうこと。左前部分はなるべく触らないように。また、暗所にはやや弱いようなので、明るい場所での利用をオススメしたい。

m USBポートは左のツルにの下側にある

 撮影した動画/写真を見るには、本体の電源がオフの状態でUSBポートからパソコンに接続すればよい。リムーバブルディスク扱いとして認識するので、データの保存されたフォルダーを開き、再生しよう。

 セット内容は本体(8GBのmicro SDカードが装着済み)、USBケーブル、クリーニングクロス、日本語簡易説明書。micro SDカードの取り外し・交換はできないようで、その点には注意したい。動画フォーマットはAVI(およそ30fps)、音声も同時に収録される。

 充電はUSBポート経由で、2〜3時間で完了する。連続動作時間は、動画を撮影して40分程度だ。

 一見普通のメガネなのに、撮影していることがバレないという、とにかくおもしろいカメラだ。レジャーにも防犯にも利用シーンは多いはず。価格は2万1384円。気になった人は下のリンクからアスキーストアへGO。

レンズ穴がない撮影機能付きメガネをアスキーストアで購入
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