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ヒーロー「お茶漬け太郎」について語る:ナベコの取材日記

2015/09/02 21:00 投稿

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ヒーロー「お茶漬け太郎」ってなに?

ナベコの取材日記  「お茶漬け太郎」。それは誰よりも強く誰よりも熱い心を持つ唯一無二のヒーロー。隠すまでもありませんが勝手に創作しました。ですが、最近の話ではありません、子供の頃です。

 忘れていたはずのお茶漬け太郎のことを思い出したのは、先週、ボンカレーシリーズ新作のイベントの取材に行ったとき。

新しいボンカレーネオ

 レトルトカレー、子供のころに食べた時のご馳走感はすごかったな、とても好きだったな、と思い出していました。

 子供のころの好きだった飯と行ったら玉子かけご飯も。

ナベコの取材日記

 ほかにも、すごく好きでしょっちゅう食べてたのあったなぁと、お茶漬けを思い出したのです。

 当時は今みたいに好き嫌いなくなんでも食べられる、というわけではなかったので、食欲がないときにはお茶漬けをかっこんでいました。当時の感覚でいうとお茶漬けにするとご飯が段違いにおいしくなり、飲むように食べられるのが最高でした。

お茶漬け同盟でつくった謎の作品

ナベコの取材日記 だっせぇ

 小学校高学年のときでしたが私は演劇クラブに所属していて、そのメンバーもなぜかみんなお茶漬け好き。そこで、お茶漬けをリスペクトした「お茶漬け太郎」という創作演劇をやろうとういことになったのです。

 記憶があいまいなのですが、「お茶漬け太郎」は正義を愛する青年で、お茶漬けを食べるとパワーアップして必殺技を繰り出せる設定。ストーリーは確か、旅をしていた「お茶漬け太郎」が爺さん婆さんに救いを求められて、悪さをしているおいなりさん集団に戦いを挑むというものだったはず。

 演劇クラブに所属していたのはみんな女子。それなのにどうして男役を主役にした作品をつくろうと思ったのか、なんでそこまでお茶漬けにフィーチャーしてたのか、今になってみるとわかりません。きっとそれがクールだと思っていたのでしょう。

鮭茶漬けを食べると最強技を繰り出せる

ナベコの取材日記

 ちなみに、「お茶漬け太郎」は食べるお茶漬けによって出せる必殺技が変わってきて、確か最上位は鮭茶漬け。クライマックスにはピンチになった「お茶漬け太郎」に爺さんが自分が大切にしていた鮭茶漬けを食べさせ、必殺技「サケサケチャヅケマックスビーム」みたいなのがさく裂し、悪のおいなりさん集団を倒しました。

 私はというと、その創作芝居「お茶漬け太郎」の中で、挿入歌である「お茶漬けラップ」というものの創作を担当していました。記憶の限り再現してみます。

「お茶漬けラップ」

お前らYO 朝からYO
何食べる
お茶漬けだ
お前らYO 昼にはYO
何食べる
お茶漬けだ
UME、KONBU、SAKE、
MESHIにCHAをかけて
チョベリグ
お茶漬け×4
給食よりもお茶漬けだ
Yeahお茶漬け太郎!!
Oh oh YEAH

 今もお茶漬けは好きですが、一生のうちでここまでお茶漬けを愛しお茶漬けに熱意を注いでいた時期はなかったと思います。
 なお、のちに「給食よりもお茶漬けだ」のフレーズは、給食のおじさんおばさんにケンカ売っていると問題視され、「給食もいいけど」に差し替えを余儀なくされました。

 さて、そんな今となっては思い出の中のヒーローである「お茶漬け太郎」ですが、芝居の旗揚げでもあったイチバンのお茶漬け等だった友人が、その後海外留学し「Ume-boshi Oh No」みたいなガチの洋食等になってかえってきことは、今に残る禍根となっています。

 以上、来週のナベコ日記もお楽しみに!

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