LINE  スマホの機種変更時に意外とめんどうなのが、データなどの移行作業。LINEも機種変更時にメールアドレスの登録をすれば、新端末へもアカウント情報は引き継げる。その際、トーク履歴などを移行するには、ちょっとした作業が必要となるので解説する。

 まずはLINEで引き継ぎができる情報をおさらい。注意点として、新アカウントの作成はNG。アカウントを新しくすると、情報が引き継げなくなる。

●引き継ぎ可能な主な情報
友だち、グループ、プロフィール情報、グループのノート情報、ホームの投稿、タイムラインの内容
●再ダウンロードが必要なデータ
購入したスタンプ、着せかえ、各種LINEゲームなど関連アプリ
●同じOS間なら引き継げるデータ
購入したスタンプ、着せかえ、各種LINEゲームなど関連アプリ


 それでは、古い端末での準備からスタート!

1.メールアドレスの登録

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まずはメインメニューから"その他"→"アカウント管理"→"メールアドレス登録"で、アドレスを入力しよう。

2.認証番号をコピー

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登録したアドレスに4桁の認証番号が送られてくるので、この認証番号をコピーして再度LINEアプリに切り替える。

3.認証番号の入力

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送られてきた4桁の認証番号を入力して移行のための登録を完了する。これで新しい端末への移行準備完了。

4.トーク履歴を保存

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OSが変わると、トーク履歴は引き継げない。ただしテキストとしては残せるので、バックアップを取っておこう。


ここからは、新端末でのセットアップ。

5.LINEユーザーログインを選ぶ

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新しい端末にLINEアプリをインストールしたら、"新規登録"ではなく"LINEユーザーログイン"をタップして進めよう。

6.メールアドレスを入力

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古い端末で登録したメールアドレスとパスワードを入力して、"確認"を選択。そのあとで4桁の認証番号を入力する。

7.古い端末では使えなくなる

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アラートが表示され、これ以降は古い端末でLINEが使えなくなる。トークのバックアップなどはあらかじめしておこう。

8.スタンプなどの再ダウンロード

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友だちなどのリストはこれで引き継げているので問題なし。購入したスタンプなども全部まとめて再ダウンロード可能だ。

9.アプリもインストール

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LINE関連のアプリやゲームは、移行後ダウンロードして起動させれば、データも引き継がれ機種変前と同じように使える。


■最後にトークの書き戻しはPCを使って行なう

 バックアップしたトークの書き戻しは、PCを使って行なう。Androidは、決まったフォルダーにバックアップデータをコピーして書き戻す。一方iPhoneは、iTunesのバックアップ機能を利用する。

Androidの場合

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 ↑バックアップしたトーク履歴を"LINE_Backup"フォルダーに保存して、インポート。

iPhoneの場合

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↑旧端末のバックアップをiTunesで“暗号化”をオンにして行なえば、復元可能。

 

5月19日発売の週刊アスキー1029号の特集では、「iPhone→Androidでも大丈夫! スマホ機種変移行術」として、機種変更時に役立つデータなどの移行術を掲載しているので書店・電子書店にてぜひどうぞ。

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