ちなみに龍Q館の名前の由来は、春日部市(旧 庄和町)に伝わる“火伏の龍”伝説と、“AQUA(水)”にちなんだものだそうです。
今回は合同見学会に参加しての取材ということで、中にはすでに見学者の方が集まっています。
そものもこの首都圏外郭放水路がつくられた目的は……。
なるほど、首都圏を水害から守る施設なんですね。その機能はというと……。
全長は約6.3キロにも及ぶ、人工の“地下の川”なのだそうです。構造はこんな感じ。
台風やゲリラ豪雨などが去ったあと、立坑などに残された水は……。
と、何からなにまで巨大スケールです。
そして、ひと通り説明を聞いた参加者は1階ロビーに集合。いよいよここから見学ツアーに出発です。
龍Q館の横にはサッカーグラウンドがあるのですが、実はこの下には……。
たしかにグランドの端っこに、なにやら出入口らしきものが。
ここからいよいよ地下へ潜ります。
階段を半分ぐらい降りた時点で、すでに異空間。もうこの時点でかなりの絶景です。
下まで降りると、目前には大神殿のような景観が広がります!
この巨大な柱の高さは約18メートル。この柱が59本もあるのですが、その役割はというと……。
大雨時にはここ一面に水が貯まるのかと思うと、その量は想像を絶する感じです。
そして奥に見える立坑。残念ながら柵より先には進めませんでしたが、これまたビッグな立坑でありました。
ではここであらためてこの調圧水槽の役割をおさらい。
天井を見上げると、外からの光が漏れている場所が。この穴の役割はというと……。
その後は、参加者の皆さんと一緒にあたりを自由見学。
今回体験した見学ツアーは、首都圏外郭放水路の公式サイトから申し込めば誰でも参加が可能です。ちなみにこの場所は特撮ロケの聖地でもあるので、そっち方面が気になる方も見学に行かれてはいかがでしょうか?
首都圏を水害から守っている地下の巨大神殿『首都圏外郭放水路』の体験レポートは週刊アスキー4/28号(4月14日発売)の『カオスだもんね!PLUS』でチェック!
●首都圏外郭放水路(外部リンク)
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