●サムスン(ドコモ) ●直販価格 7万9704円
スリムな軽量ボディーに高速かつ省電力なCPUを内蔵
画面を含む両側面がカーブした5.1インチ有機ELディスプレーを備える、世界初のスマートフォン。メタルフレームとガラスパネルで構成された上質な質感のボディーに、最新OSのAndroid5.0や64ビット対応の8コアCPUを搭載する。高性能ながら重量は132グラムと軽く、ポケットに入れて携帯しても重さを感じさせない。
画面は超高精細なWQHD(1440×2560ドット)だが、独自の8コアCPUのおかげでメニューやアプリの動作は軽快。画面が曲がっているものの、画面端の約1ミリ程度なので、アプリの文章や画像が見づらくなるということはなかった。むしろ、液晶が狭額縁のスマホと比べると、本体が握りやすく誤操作もなかった。ユニークな外見だが使いやすい端末だ。
省電力性能も向上し、バッテリー容量は従来モデルよりも少ない2600mAhだが、YouTubeを連続6時間46分と長時間再生できた。また、“Quick Charge2.0”対応の急速充電器なら、バッテリーを1時間24分(実測)でフル充電できる。就寝前に充電し忘れても短時間で回復できるのは便利だ。
冬春のハイエンド機を超える64bit対応独自8コアCPUの実力
'14~'15冬春モデルの2種よりスコアーは約1.3倍高い。最大クロックは低いが、同時に動かせるコア数で差が出た。本機は64bitモードでもテストしたが、68706スコアーとさらに上回る結果だった。
Qiで置くだけ充電に対応
ワイヤレス充電規格“Qi”に対応する。市販のQi対応充電パッドの上におけば、約3時間で充電が完了する。
ドコモの最新ネットワーク“PREMIUM 4G”に対応
カメラはF1.9の明るいレンズと光学+電子手ブレ補正を搭載し、暗めの室内や夜景も手ブレせずに撮影できる。また、暗い場所でのHDR撮影も改善され、フルオートでも自然な明るさの写真が撮れた。インカメラは広角レンズと500万画素センサーで、複数人や背景を入れた高画質な自撮りができる。ホームキーを2度押すだけでいつでもカメラが起動するのも便利。
また、本機は都市部を中心に展開する下り最大225Mbpsの通信方式“PREMIUM 4G”に対応する。21時の新橋駅前では約86Mbpsと、『Xperia Z3』(約22Mbps)の4倍近い速さで通信できた。防水ではないが、未来的なデザインや質感にふさわしい性能と軽さなど、高いレベルでバランスの取れた1台だ。
HDR撮影で夜景も明るくクッキリ!
●Galaxy S6 edge
●iPhone6
明るいレンズと手ブレ補正により、暗所でも手ブレせずに撮れた。HDRの処理に優れ、『iPhone6』よりも高い解像感で明るく、色も正確な写真となった。
スリープ時でもステータスが確認できる
スリープ時に右側面の曲面部分をなぞると、時刻や着信通知、ニュースフィードが表示される。残りのバッテリーが少ないときなど、省電力で情報をチェックするのに助かる。
●おもなスペック
OS Android 5.0
ディスプレー 5.1インチ有機EL(1440×2560ドット、576dpi)
CPU Exynos7420 Octa Core(2.1GHz+1.5GHz)
メモリー/ストレージ 3GB/64GB
カメラ 1600万画素(インカメラ:500万画素)
通信機能 LTE CA、LTE、3G、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.1、NFCほか
バッテリー 2600mAh
センサー 心拍数線センサー、加速度センサー、地磁気センサー、指紋センサーほか
サイズ/重量 70(W)×7(D)×142(H)mm/132g
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