レグザサーバー DBR-M590
●東芝
●実売価格 21万3600円前後
発売中
東芝が放つ24時間を全番組録画する“タイムシフトマシン”というコンセプトの最新モデル。現在、同社の低価格レコーダーにも“3ch全録”として搭載しているが、『DBR-M590』は原点回帰となる“全局・24時間録画”が可能な最高スペックを追求したモンスター機だ。
3枚のミニB-CASを搭載
↑B-CASはHDDと連動する仕組み。1枚が3チューナーぶんで合計9chぶんをカバー。最大9チューナーの“全録”対応で、内蔵HDDは6TBと単純に録画容量だけを見てもレコーダー業界のトップ。全録設定の際には、2TB×3台のHDDとして認識し、HDD1台あたり最大3チューナーを共有。チューナー1~6はタイムシフトマシン専用だが、チューナー7~9の“HDD3”は通常録画と兼用で最大87.5%までをタイムシフトマシンに割り振れる設定だ。
最大9chの“タイムシフトマシン”
↑6chぶんは“全録”専用チューナーで3chは可変。全チャンネルBS/CS対応は業界初。お目当ての時間帯だけ録画
↑平日は夜.深夜、日曜は朝のみでアニメに特化など、カスタマイズが可能。新クールから始まるアニメチェックも万全
M590の全録でテレビ視聴の体験は大きく変わる。仕事場で話題になった番組は後追いでチェックできるし、夕方5時~午前4時を録画時間に設定した場合で保存期間は22日。アニメなら地デジキー局+TOKYO MX、BS11を全部録画予約しなくても、1クールの4分の1はいつでも後追い可能なのだ。
iPhoneでライブ視聴
↑iOS版アプリ『DiXiM Digital TV』(リモート試聴向け500円)で全録をそのまま視聴できる。本機より放送ライブ配信も可能だ。全録に録画データの長期間保存、さらにはリモート視聴と録画マニアの欲しい機能を全部詰め込んだM590は、実売価格21万円強という価値に見合う史上最強のレコーダーに仕上がっている。
●主なスペック
HDD容量:6TB(タイムシフトマシン領域用:4GB+通常録画領域用:2GB)
録画方式:MPEG4-AVC、MPEG2-TS、MPEG2-PS
チューナー:地デジ/BSデジタル/110度CSデジタル×9(タイムシフトマシン用:6基、通常録画用:3基)
通信機能:IEEE802.11b/g/n
インターフェース:HDMI出力、USB×3、SDHCカードスロット、ギガビットLAN、ビデオ入力ほか
光学ドライブ:BDXLドライブ
サイズ/重量:430(W)×336(D)×80(H)mm/約6.4kg