●パナソニック
●予想実売価格 12万9600円前後
●3月12日発売予定
単焦点のライカレンズで気軽に作品を撮る
LUMIXブランドのコンパクトデジカメと、SIMフリーのLTE対応スマホが融合。流行の高級コンデジが多く採用する1インチサイズの大型センサーと、ライカの28ミリの沈胴式単焦点レンズを搭載する。
高級デジカメと同等のボケ味
↑1インチと大きいセンサーを生かして、背景をボカした写真を撮影できる。カメラ機能の評判が高い『iPhone6』と撮り比べても、解像感は別格で広角ながらゆがみが少なく、ノイズの少ない写真が撮れる。外装はレトロカメラふうのシボ加工とメタルフレームで、持つと自然と撮影に集中できる上質さがある。
リングで設定を変更
↑レンズ周辺のリングを回すことで、撮影設定をすぐに変更できる。
液晶で確認しながら設定
↑リングの回転でホワイトバランスのほか、露出やボケ味、デジタルズームが操作可能。UIはほぼAndroid標準で動作も速く、使いこなすうえで悩むことはない。また、液晶自体の色合いの設定や、露出や彩度のレタッチ機能など写真向け機能が充実。Googleドライブへの自動バックアップも備え、画像形式や通信方法を細かく指定できる。LTEの通信速度は飯田橋駅前で実測48Mbps。3G通話ももちろん可能。
SIMサイズはマイクロSIM
↑主にドコモの回線を使うMVNO事業者のSIMが使える。
フォトレタッチ機能も充実
↑切り抜きやエフェクトの追加だけでなく、露出補正やトーンカーブ、彩度変更など本格的なレタッチ機能を備える。デジ一眼並みのマニュアル撮影が楽しめ、発色や解像感、ホワイトバランスの正確さは従来のスマホと明確な差がある。スマホでのスナップ撮影をより高画質に撮りたい人、デジ一眼のサブ機を探していた人にもオススメしたい。
●おもなスペック
CPU:MSM8974AB(2.3GHz、4コア)
ディスプレー:4.7インチTFT液晶(1080×1920ドット、469dpi)
メモリー/ストレージ:2GB/16GB
カメラ:有効2010万画素1型MOSセンサー(単焦点、F2.8-11、インカメラ約107万画素)
通信機能:LTE、3G、2G、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0、NFCほか
バッテリー容量:2600mAh
インターフェース:マイクロUSB、マイクロSDXCカードスロットほか
OS:Android4.4
サイズ/重量:約68(W)×21. 1(D)×135. 4(H)mm/204g
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