そこで、週刊アスキー編集部のメンバーが合計50本以上のボールペンを試し書きしてみました!その前に、知っているようで知らないボールペンインクの豆知識をご紹介します。
油性インク
インクの粘度が高く、しっかりとした手応えの書き味が得られます。にじみが少なく、耐水性は良好。書き出しでかすれることがあります。
ちょっと固めの書き味です。個人的には固めのタイプはあまり好きじゃないんです。と言うよりは、正直に言うと油性インクのボールペンは書いた字がキレイじゃないと見栄えがしないような気がするんです。なので、字がキレイじゃない私としてはちょっと苦手なタイプです。
水性インク
インクの粘土が低いため、さらさらとした書き味が特徴です。また、インクの発色の良さも魅力ですが、書いたあとににじみが発生し、インクが乾燥しやすいという難点があります。
なめらかな書き味ですが、乾燥しやすいので、ペンのキャップは固めなものが多いです。女性的にはちょっと……と思いますが、書いたらやみつきになっちゃいます。
ゲルインク
インクがリフィル内部ではゲル状ですが、ペン先のボールの回転によって液状になり、さらに紙に付着したあとは再びゲル状に変化します。なめらかな書き味と耐水性を兼ね備えてます。
個人的ベストインクはこの“ゲルインク”です!というのも、なめらかで一定の書き味を保てるので逆に字がキレイに書けている気になります笑。水に強いので、はがきや手紙を出す時の宛名書きは必ずこのゲルインクのボールペンを使っています。
番外編~エマルジョン~
ゼブラが2010年に世界で初めて開発したインクです。油性インクと水性インクを混合することで、油性の手応えある書き味と水性のサラサラ感の両立を実現しています。もちろん、耐水性も備えてます。
油性インクのような固めの書き味が好きな方は結構好きだと思います。
さて、お待たせしました!ゲルインク部門週刊アスキー的ナンバーワンの製品は……
ユニボール シグノ RT
三菱鉛筆・108円
キャップ式とノック式とあるんですが、やっぱり片手で操作できるノック式が人気でした。
編集部の声
つばさ:書き味の軽さが心地よくていつまでも書いていられる!と感じました。グリップの感触も形も持ちやすいです。
ライター加藤:長時間書いていても疲れない形状がすばらしい。
こーのス:筆圧の違いで筆記線の太さが乱れないのは好印象。インクの色が少し薄いのが気になる。
と、好印象な意見が多いモデルでした。