なんとカオスキャラがアニメ化! というか『Live2D』化というんでしょうか?
しかも、ただアニメ化したキャラにあらず。顔の表情や動きを自在にコントロールできるんです! さらに、喋りに合わせてキャラの口がパクパクとリップシンクロまで!
内容は『Live2D Cubism』の使い方をわかりやすく紹介したムービーになっているハズなのでぜひご覧下さい。
そもそもこのムービーを作るに至った経緯は、ミズグチさんがイラストを自由に動かせるソフト『Live2D』の噂を聞きつけたことから。
まずは代表の中城さん、チーフデザイナーの國定さん、制作の石川さんにご挨拶。
会社名にもなっているこの『Live2D』というソフトはどんなものかというと……。
つまり、3Dのような“彫刻的アプローチ”ではなく描いた“絵”そのものを動かすことで、原画の持つ魅力を活かしながら、表情の変化を細かくかつ立体的に表現することが可能というワケです。
そしてその製作工程はこんな感じらしいです。
そして今回、なんとミズグチさんの描いたこのイラストをLive2Dで動かしていただけることに! そして事前に送っておいたこの画像が……。
取材当日にはモニター内でこの状態に!
因みにすでにこの状態で息づくように小さく動いており、マウスで操作することで目がクリクリと動き、表情のバリエーションもこんなに!
明らかにあの原画だけでは表現不可能な表情がある気がするのですが・・・・・・。なんと、チーフデザイナーの國定さんがカオスの電子書籍を参考に、色々な表情パーツを新規に描き起こしてくれたのだそうです。
ちなみにそんなミズグチキャラのパーツ分けされた画像がこちら。
もちろんミズグチさんだけがこんなイイ思いするのはズルいので、シャクライとアカザーさんも作っていただきました。本当にどうもありがとうございます。
これらカオスチームの3キャラを画面上に並べて動きを比較してみると……。キャラ的に口が大きいアカザーさんの動きがダイナミックでいい感じです。
なお、各キャラクターはX-BOX360用のゲームパッドで操作が可能。各ボタンに動きが割り当てられ自在に表情や動きを替えることが出来ます。
また、ヘッドセットごしに声を入力すると、その声にあわせてキャラの口がパクパクと動くリップシンク機能も搭載。
その結果、「ぜひこのカオスキャラを使って何かしたい!」ということになり、最初に紹介したムービーができたというわけです。
Live2Dの世界を十分に堪能し、充実した気分で取材を終えて帰路についたカオスチームでしたが、ミズグチさんにはさらなる野望があったようで……。
果たしてこのLive2Dで制作したカオスキャラを使って、ネットラジオはできるのか!? その結果は次号で!
『Live2D』でイラストのミズグチ画伯が動き出す顛末は週刊アスキー12/23号(12月9日発売)の『カオスだもんね!PLUS』でチェック!
●Live2D(外部リンク)