タブレットといえば、最近出ましたね例のアレ。Googleのリファレンス機こと『Nexus 9』ですよ。『iPad Air 2』と同じQXGA(2048×1536ドット)解像度でCPUは4+1コアの“Tegra K1”、OSは“Lollipop”ことAndroid5.0と最新バリバリのスペックです。
とはいえ、タブレットはあまり処理能力を求めないデバイスのような気がするので、個人的にはあまり魅力を感じない製品ではありました。ですが、ベンチ結果を見てその考えを改めました。まさにブッチギリでございます。
これだけバリバリ動くとエフェクト全開の3Dゲームも楽しめそう。そろそろコンソール機から卒業する時期でしょうか。
Lollipopは新UI“マテリアルデザイン”を採用していますが、操作系の違いは慣れの範囲ですのであまりビックリしません。どちらかと言うと、印刷前のプレビューが出るようになったり、「OK,Google」と話しかけることでの“Google Now”呼び出しが、画面オフのロック状態から行なえるようになったなどの細かい機能向上がうれしいですね。
指定したBluetooth機器とペアリングしている間はロック解除にコードが不要となる機能も地味に便利。これはスマートウォッチとセットで使いたい機能です。
このほか、全天方向のパノラマ撮影ができたりもします。ちょっぴり撮影に時間がかかるのがネックですが、風光明媚な土地へのバカンスの際に活躍できそうです。
個人的にイチオシのポイントは、ディスプレーが4:3比率なことです。倍率固定の電子書籍の閲覧時などに、余計な空白が生まれず文字が大きく表示できるのがナイス。横800~1024ドット基準のPCサイトとの親和性も高いです。そのぶん、横向きでのフルHD動画鑑賞時は上下に空白が生まれるので、このあたりは好みですかね?
SDカードスロットがないという残念なポイントはありますが、実力は十分以上でSIMフリーのLTE版も用意される『Nexus 9』。正直言うと欲しくてたまりません。しかし、ゲームやフィギュアなどを買いすぎて、そろそろカード会社に目を付けられそうな自分。年明けまでは指を加えてお買い物カートを眺めるしかなさそうです。誰か、私のサンタさんになってくれませんか?
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