ってデカ! さすが日本最大級の食品専門ネットスーパーを支える物流センターです。
担当の横山さんと上堀さんに挨拶をすませ、その仕組みを理解するために物流センターの見学へ。
見学にあたり、センター内には寒いところもあるとのことでジャンバーと帽子の貸し出しが。
しっかり着込んだところで、見学スタート! まずは最上階の3階常温品エリアから。
ここのフロアは日用品などをストック。お客さんから注文があればまずはこのフロアの商品からピックアップするのだそうです。
で、そのピックアップした商品を入れるダンボールを組み立てるのが、この自動ダンボール組み立てマッシーン!
これがなんともカッコイイマッシーンで、畳まれたダンボールを瞬時に箱形に! ちなみにダンボールのサイズは4種類あり、注文の品目から容積を割り出して適当なサイズを選出するのだとか。
組み上がった瞬間にお客さんのバーコードシールが貼られ、詰め込みが開始されます。
そして常温品の詰め込みが終わったら、ダンボールは下のフロアへ。ということでカオスチームも下のフロアへ。
2階にやってくると冷気が身を包みます。ここは冷蔵品エリアということで、フロア温度が常に10度以下なのだそうです。
しかし、スタッフはかなりホットというか活発に作業している感じで、ベルトコンベアーで次々に運ばれてくるダンボールにテキパキと食材を詰め込んでいます。
この詰め込みシステムが良く出来ていて、ダンボールがつめ込み担当者さんの前に来ると、ダンボールに付いたバーコードをセンサーが読み込み、必要な食材がある棚のライトが点灯。
担当者さんはそのライトの指示に従って食材を詰め込んでいくという、非常に機能的なシステムです。
ふと隣の柱に目をやると、一連の手順を説明した貼り紙が!なんか“ジョジョ”っぽい擬音まじりで書かれてて和みました。(笑)
ちなみにこのフロアは冷蔵品のピックアップ作業のほかにも、農家からケースで届いた野菜の袋詰や卵を割れにくくする為の包装作業なども行なわれていました。
ということで、2階で冷蔵品を詰め終わったダンボールは1階へ運ばれていきます。
1階は荷受&発送エリアです。全国から届いた食材などの受け取りと、先ほど詰め込んだダンボールの発送作業が行なわれています。
発送作業の最終チェックでは、ダンボールに入れられた商品が重いものから順番に箱の下から収められているかをチェック。OKが出ればお客さんの送り先ラベルが貼られて、すぐさまトラックに積み込まれて発送されていくのだそうです。
因みに人気の商品だと、入庫してから発送までが30分ほどしかかからない品物もあるのだとか。
と、ひと通り配送センターを見て回ったところで、会議室でオイシックスさんの食材宅配ネットスーパーのサービスについて伺いました。
サイトを利用している会員の9割は女性とのこと。忙しくてスーパーに行く時間のないビジネスウーマンや、重い荷物を運べない妊婦さんなどがよく利用されているそうです。
また現在は4600品目の商品を取り扱い、契約農家さんは1000軒以上。
そんな契約農家さんとのお付き合いから生まれたヒット商品が、この『ピーチかぶ』や『トロなす』!
これはオイシックスのエースバイヤーである小堀夏佳さんが見つけてきた食材だそうで……。
さらに“もったいない”という観点から生まれたヒット商品がこの『マッシュルン』。
いままでなら加工の工程で捨てられていた部分ですが、そんなところにもヒットの火種があったりするんですね。
と、新鮮でオリジナリティーに溢れた食材をラインナップするネットスーパーのオイシックス。最近ではメニューに合わせた食材が適量で梱包された献立キット『Kit Oisix』も好評とのこと。
忙しく働く女性達を支える“食材宅配ネットスーパー”だけにとどまらず、我々の食生活を支える新たな選択肢にもなりそうです。
ネット時代の食材宅配スーパーの舞台裏潜入レポートは週刊アスキー11/18号(11月4日発売)の『カオスだもんね!PLUS』でチェック!
●Oisix(外部リンク)
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