YOGA 3 Pro
レノボ
●予想実売価格 22万7700円前後
●11月28日発売予定 1004_1oshi

特殊ヒンジで薄型、軽さと頑丈さを両立
 ヒンジが360度開閉し、4種類の形態で利用できるYOGAシリーズの最新モデル。インテル最新の超省電力CPU『Core M-5Y70』を採用し、放熱機構や内蔵バッテリーの薄型化が可能となり、従来モデルと比べて圧倒的な薄型軽量ボディーを実現。厚さは12.8ミリと2.7ミリ薄く、重量は200グラム軽い1.19キロとなった。薄さも手伝ってか、実際に手にすると数字以上に軽く感じた。ボディーにはマグネシウム合金を、液晶には“ゴリラガラス3”を採用し、薄くても強度に不安を感じない点も大きなポイントだ。

4軸のヒンジを6個搭載 1004_1oshi ↑本体後部に4本の回転軸をもつ特殊なヒンジを6個配置。スムーズな開閉と本体の薄型化に貢献。

大容量SSDの採用など仕様面も強化

 キーボードの打鍵感は従来と同様でピッチが広く、バックライト内蔵で薄暗い環境でも使いやすい。しかし、ファンクションキー列が省かれ、半角/全角キーがEnterキーの右に置かれるなど、変則的な配列になった点は少々慣れが必要そうだ。

キーボードの配列は特殊だが打ち心地は◎ 1004_1oshi ↑ファンクションキーのない5列キーボードを採用。激しくタイピングしても画面はグラつかず安定。

 液晶は従来機と同じ3200×1800ドット表示対応の13.3インチタッチ液晶を採用。広大な作業領域で複数アプリの同時使用が快適で、デジカメ写真も品質を損なわず表示できる。メモリーは8GBと余裕があり、OSやアプリの動作がもたつくことはない。標準で512GBの大容量SSDを搭載し、4K動画など大容量データも余裕で保存できる。価格は少々高いが、この充実した仕様なら十分納得できる。薄型モバイルPCとして現時点で最も魅力のある製品だ。

実測で9時間に迫る駆動時間 1004_1oshi ↑駆動時間は実測で8時間49分と9時間に迫り、長時間の外出でも安心。

■おもなスペック
ディスプレー 13.3インチタッチIPS液晶(3200×1800ドット、276dpi)
CPU Core M-5Y70(1.1GHz、最大2.6GHz、2コア/4スレッド)
メモリー 8GB
ストレージ 512GB SSD
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0
インターフェース マイクロHDMI、USB3.0×2、USB2.0、SDカードスロットほか
バッテリー駆動時間 約8時間(公称値)
OS Windows 8.1 Update(64ビット)
サイズ/重量 330(W)×228(D)×12. 8(H)mm/約1.19kg

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