どうやらLINEアカウントが悪意ある第三者に乗っ取られ、LINEの友人に片っ端から会話されている模様。「そんなこともあるのかぁ」と担当は他人事でしたが、ある日驚愕すべき事態が発生しました。
なんと、週アス編集部員の○ッチさん(本人の名誉のため名を伏せます)から同様の会話が担当宛てにきたのです。情報強者を自認する週アス編集部員がこんな事態に巻き込まれるなんて……。と編集部に衝撃が走りましたが、後日に編集部員のアタ○シさん(本人の名誉のため名を伏せます)から同様の会話が来たと聞いて、「これはもしかしてものすごく広まっているのではないか?」と危機感を抱きました。
それからというもの、○ッチさんとアタ○シさんにモノや書類を渡す際は「iTunesカード3万円ぶんです」と言いながら渡すパワハラ行為が編集部内で大流行。大人げなさに関しては他編集部の追従を許しませんね。
編集部の知人宛てに、LINE乗っ取り犯と思われるユーザーからマニュアルらしきものが誤爆で送られてきたこともあり、そのマニュアルを読むと会話パターンがまったく同じで笑ってしまうほど。とはいえ、アカウントを乗っ取られるという事態はまったく笑えません。
そこで、仮に自分のアカウントを乗っ取られた際はどうしたらいいかをLINEに直接聞いてみました。
1.再ログインを試してログインできたらパスワードを変更する。
2.再ログインできない場合は、問い合わせフォームからアカウント削除希望を出す。
ちなみに、アカウントは一度削除すると再取得となるため、以前の連絡先やトーク履歴、ゲームのセーブデータは復元できないので要注意。
以前のアカウントで購入済みのスタンプや着せ替えデータ、コインなどの有料アイテムは、アカウント削除の申請後にLINE側で購入履歴が確認できたあと再付与され、ダウンロードが可能となります。
以上のようにかな~りめんどうなコトになるので、アカウントを乗っ取られないためにはセキュリティーを高めることが必須です。
では、具体的にはどうするかと言いますと、非常にカンタンです。
【対策】
●他のサービスで使用中のメールアドレスとパスワードを共用しない
メールアドレスとパスワードを他サービスを共用していると、ほかのサービスでそのアカウントが突破された場合、芋づる式にLINEのログインを突破されてしまう可能性が高まります。他のPCからログインされた場合は通知が来るようになっていますが、アカウントを放置している場合は、その通知もムダになってしまいます。
●怪しい短縮URLはうかつにクリックしない
見ず知らずのユーザーから送られた怪しい短縮URLはクリックしないのが鉄則。グロ画像ならショックを受けるだけで済みますが、フィッシングサイトに誘導されて個人情報を入力してしまうと、かなりマズいことになる可能性が高し。これも基本ですね。
●自分の居場所がわかる情報は極力公開しない
「隠し事なんてしないぜ」というタフな心をもつ方もいらっしゃるかと思いますが、たとえばスマホの撮影画像に位置情報をつけて、さらに「自宅からの風景~」などをつぶやいてしまうと、自宅の場所がもろバレです。ネットに晒されるだけならまだしも、仮にパスワードのヒントに「母親の旧姓」などを入れていた場合、ソーシャルハックされた結果パスワードを突破される可能性もあります。ついやってしまいがちな行為ですのでご注意を。
スマホにロックをかけずに落としてしまうと、当然ながらヤバいですよね? これも要注意。スマホを外部から探してデータを削除できるよう設定しておきましょう。
電車内などでクレジットカード情報などを入力する行為も御法度。のぞき見されるとマズいですからね!