着ぐるみ売却の暴挙にネット上が騒然!
全国各地の地域、企業、団体などのPRにひと役買うゆるキャラたち。ただ最近では、数があまりにも増えすぎてしまい、まさに飽和状態といった状況を呈している。そんななか、『ちょうせい豆乳くん』なるキャラの着ぐるみが、こともあろうかオークションサイトに出品されるという異常事態も発生。ゆるキャラブームもついに冬の時代に突入か? その真相を確かめるべく、渦中のちょうせい豆乳くん関係者を直撃した。
ちょうせい豆乳くんマネージャー
あべひろや
'04年、22歳で東京・秋葉原にカフェ『issa 』を開店。'12年に豆乳をPRするゆるキャラ『ちょうせい豆乳くん』を誕生させる。ちなみに、ちょうせい豆乳くんとあべさんとのツーショットは「訳あって無理」と拒否されたwww
Twitter:@mamenitounyu
新型ちょうせい豆乳くんを大解剖!
●紙パックっぽい感じをリアルに再現!
紙パックの折り部分など、細部もしっかり再現している。しかし、完成して間もない新型なのに早くもカドに汚れが目立つ……。●どうして? 顔面はなんと着脱式!
顔面はなぜか着脱式になっており、たまに外して小さなお友達を唖然とさせるという。 顔の裏の部分には、マグネットがびっしり。●着ぐるみ制作費は意外と安上がり
着ぐるみの資材はホームセンターや100均ショップで購入。新型ちょうせい豆乳くんは3万円ちょっとで制作した。高い鼻は紙粘土製だが、よく折れるとのこと。●ゆるキャラ泣かせ炎天下での撮影
撮影をした当日、東京都内は最高気温が36度まで上昇した猛暑日。だが、着ぐるみの下部が開いているので、ほかの着ぐるみと比べると、暑さは幾分マシだという。豆乳への恩返しがゆるキャラ活動の原動力
身を切る思いでちょうせい豆乳くんの活動を続けているあべさんだが、その原動力となっているのは“豆乳に恩返しをしたい”という思いだという。
「10年前、秋葉原にカフェを開店したんですが、当初は客がまったく来なくて。もうダメか……と思ったときに豆乳メニューを多く取り入れたところ、業績が一気に回復して窮地を脱した経験がありまして。それ以来、豆乳に恩義を感じているんです」
現在、平日はカフェの仕事、土祝日はちょうせい豆乳くん活動と、休む暇のないあべさんだが、ちょうせい豆乳くんの知名度をさらにアップさせて、ゆくゆくはキャラグッズの販売収益で活動資金をまかなえるようになれば……というのが、将来の展望だそうだ。
■関連サイト
公式ツイッター
週刊アスキーで全部読めます!
8/18発売の週刊アスキー9/12号(No.99c)では、あべひろやさんを直撃したインタビューをすべて掲載。『ちょうせい豆乳くん』の着ぐるみ売却への経緯やその後の展開なども読むことができます。
関連記事
- 週刊アスキー9/2号 No992(8月18日発売)
- 夜空に流れ星を自在に流せる”人工流れ星プロジェクト”の発案者は理系ママ
- W杯会場にカエルの姿!? ネットをわかせた日本代表、かえるの”一平くん”とは
- サウナに入るのが仕事!? 「プロサウナー」越山剛さんにサウナの魅力を聞いてみた
- ひとり6役 “ぼっち合唱”──「楽団ひとり」ことshuttokenさんに編集方法を聞いてみた
- 1時間たった1000円でニート男子をレンタルできる“レンタルニート”は世のニートたちを解放する!?
- 13種類の紀文の豆乳を飲み比べてみたけど、やっぱり梨がいちばんおいしい
- 新入社員の速攻退職とお兄ちゃんの忘れ物【トゥギャッター通信】第177回