その一因として、スマホに搭載されるカメラ機能の発達があるだろう。紙資料を撮影しても十分に読めるし、スマホで撮影した画像であれば、そのままネット経由で送れる。しかし、本などの被写体では押さえつけたり、読み込むものを真正面から撮影したりするのが難しく厄介。この問題を解消させた、非接触型の『ScanSnap SV600』も販売されているが、専用機として購入することを考えると、ややハードルが高い。
ということで紹介したいのが、『SnapLite』だ。スマホを簡単に高性能スキャナーへと変貌させるアイデアグッズだ。
パッと見の本体は、LEDライトスタンドにしか見えない。しかし、専用アプリを起動したiPhoneを、本体の上部へ置くと、自動的にブルートゥース接続で撮影モードに移行し、あっという間にスキャナーのできあがりという仕組み。
あとは、本体から赤い枠が照射されるので、その枠内に被写体を置き、本体のリス型のマークをタッチして撮影するだけ。すると、iPhoneにスキャンした画像が次々と保存されていく。専用アプリには、撮影の際に被写体をななめにして読み込んでも自動補正できる機能も備えている。この補正機能の性能が高く、大きな被写体を分割して読み込むとアプリ上で1枚に合成してくれたりもする。
普通にオシャレなライトとしても利用できるし、スキャナーが必要ならかなり便利かも。
■今週のガジェット■
『SnapLite』
『ScanSnap』のPFUがスキャナーをもっと身近に使えるようにと新開発。通常はデスクライトとしても使える。
↑.専用アプリで自動補正やトリミングもラクラク。一度に複数枚スキャンも可能。
発売 PFU(関連サイト)
直販価格 1万2800円
■今週の近況■
感情をもつロボットがついに登場!
ソフトバンクのロボット『Pepper』が話題だ。いつのまにかロボットの会社を買収して人型ロボットを開発していたらしいが、確かにこの低価格は驚きである。まあ、アイロボットが初めてルンバを出した時のような感じであろうか。まずは新しモノ好きが飛びつき、店舗などに導入されていく過程でどんどんバージョンアップし、競合他社も同じようなロボットを出すという進化を辿る感じかな。なんにせよ市場が盛り上がることは大歓迎である。
※この連載は週刊アスキー2014年7月8日号(6月24日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文ポータルサイト
『ホリエモンドットコム』
-
PFU SnapLite スナップライト PD-SL0...
12,800円
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