そこで紹介したいのが、『iRig HD』。iOSとMacに完全対応した、ギターとベース向けの“アンプ&エフェクト&オーディオインターフェース”システム。すべてをこれ1台でまかなえてしまう優れものだ。
使い方は、iRigのケーブルをiPhoneやiPadなどにあるヘッドフォン/マイク端子に接続し、もう一方のケーブルをギターに接続。あとは対応アプリ『AmpliTube』を起動して、画面上でエフェクターやアンプ、マイクを組み合わせて演奏するだけ。ギターだけでなく、ベースにも利用できる。
簡単に説明すると、こいつとギターだけを持ち歩いていれば、カラオケでも飲食店であろうと店のスピーカーを使って、そこが即興ライブの会場になるということなのだ!
サイズも単3乾電池を直列につないだ程度の大きさで、重量はたったの35グラム。これなら持ち運ぶのも簡単。もちろんケーブル類なども必要ではあるが、それでも既存の物に比べれば超余裕だ。加えて、Macに接続すればオーディオインターフェースとしても利用できるし、録音用にも使えたりするので超便利。
と、あまりに多機能な、このデジタルガジェット。ネットでの評判も上々で、偽物が出まわるほどのレベル。ギターやベースを触っている人には購入をオススメするが、偽物を買わないように注意してね(笑)。
■今週のガジェット■
『iRig HD』
24bit A/Dコンバーターを搭載した、ギターやベース用の小型インターフェース。アマゾンやヨドバシカメラなどで購入可。
↑.対応のアプリ『AmpliTube』(2000円)は無料版のほか、有料のアドオンも用意している。
発売 IK Multimedia(関連サイト)
実売平均価格 1万1000円前後
■今週の近況■
電子マネーのWAONが好調
電子マネーのWAONの発行枚数が4000万枚を超え、5000万枚近いスイカの数にもせまってきているとか。
地域密着の電子マネーをコラボレーションしたりしているイオン。地域限定WAONなども、全国各地で展開している。生活に密着しているところがウケているのだろう。しかし、コンビニ・スーパー系や交通系など、電子マネーも乱立しまくっているので統合するなり買収するなりして、せいぜい2~3種類にならないものだろうか……。
※この連載は週刊アスキー2014年6月17日号(6月3日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文ポータルサイト
『ホリエモンドットコム』
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10,190円