アスキー編集部 ニコニコ出張ブログ

『カオスだもんね!』綺麗な字が書けると噂の万年筆『カクノ』をつかってみた!

2014/05/31 11:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
伝統ある文具でありながらその格式の高さや高級感のせいか、あまりなじみのない“万年筆”。 20140530saku


今回はそんな万年筆について学んでみようと、老舗文具メーカーのパイロットを訪問。

20140530saku


やって来たのは東京都中央区京橋にある“ペンステーション”。

20140530saku


アカザーさんは万年筆に対してちょっと苦手意識があるみたいですが、それを克服するためにも張り切って行ってみましょう。

20140530saku


中に入ると1階はおしゃれなカフェスペース。

20140530saku


ですが今回の待ち合わせは2階ということで、階段を上がってみるとそこは……。

20140530saku 20140530saku


ミュージアムということで、館内には貴重な万年筆を多数展示。

20140530saku


そんな美術品のような万年筆に目を奪われていると、後ろから声が。

20140530saku


ということで今回のパイロットの担当者である、野口さんと斉藤さんとご対面。では、さっそくお話を伺っていきましょう。

20140530saku


まずは万年筆の歴史から。そのルーツは鋼ペンにあるとのこと。

20140530saku


そして万年筆を発明したのは……。

20140530saku


その発明のきっかけはこんな失敗エピソードからだったそうです。

20140530saku


“失敗は成功の母”と言いますが、万年筆もまさにそういった産物だったみたいですね。そしてそれから約四半世紀が過ぎた頃、日本でも……。

20140530saku


世界的に有名なパイロットの高級万年筆“蒔絵シリーズ”。その万年筆のボディに蒔絵をあしらうという日本的な芸術志向は、かなり早い段階から実現されていたようです。

20140530saku


そしてすぐに世界的に認められる瞬間が訪れます……。

20140530saku


昭和の時代には大橋巨泉を起用したテレビCMなどで、国民的文具の地位を不動のものとしていたようです。

20140530saku 20140530saku


と、万年筆とパイロットの歴史をある程度学んだところで、今度は万年筆の仕組みについて。

20140530saku 20140530saku


ではいよいよ万年筆を使ってみようということですが、最初に言ってたようにアカザーさんは、過去に上手に使えなかったことがトラウマのようです。でも、シャクライも似たような経験があるので、ちょっとその気持ちはわかります。

20140530saku


そんな万年筆ビギナーのアカザーさんに最適な商品が、最近発売されたこちらの『カクノ』!

20140530saku 20140530saku


なんともポップな雰囲気で価格も1080円とリーズナブルな万年筆ですが、そもそもこのカクノの開発コンセプトは・・・・・・。

20140530saku


ジュニア世代に向けた万年筆とはちょっと意外な気がしますが、フランスなどでは……。

20140530saku


このカクノのどの辺がジュニア向けかというと。

20140530saku 20140530saku


なるほど~、ジュニア世代はもちろんのこと、万年筆初心者にも抵抗なく使えるような工夫が凝らされています。そして、そのクオリティを保つためにこだわりの国内生産!

20140530saku


ちなみに万年筆のペン先には様々な太さがあり……。

20140530saku


カクノが採用したのは一般的なF(細字)とM(中字)の2タイプ。

20140530saku


さっそくミズグチさんがペン先F(細字)のカクノを使って試し書きにトライ!

20140530saku 20140530saku 20140530saku


お、ミズグチさんいきなり褒められましたよ! さすがペンで生計を立てる漫画家だけあってこういうところは外さないですね。

ちなみに、なんでいきなり“永”という漢字を書いたかというと、試し書きの紙がこんな用紙だったので、つられて書いてしまったそうです。

20140530saku


では続いてアカザーさん。

20140530saku


おお、かすれなく書けたじゃないですか! しかし、横で見ていた斉藤さんはアカザーさんが不安に感じる原因を発見したようで……。

20140530saku 20140530saku


なるほど、万年筆はふつうのペンより少し寝かせて書くものなんですね。ミズグチさんが褒められたのはそれが最初からできていたからのようです。

しかしカクノはそういったボールペンみたいな持ち方の人でも、ふつうに書ける仕様に開発されているとのこと!

 

20140530saku


そしてこれが小学生だけでなく大学生や社会人にも好評で、現在のユーザーさんのコア層はこういった方々なのだとか。

20140530saku


もちろんアカザーさんの万年筆トラウマもカクノのおかげで解消されたようです。

20140530saku


そこで今度はペン先M(中字)の方を試し書きするミズグチさん。

20140530saku


そして、調子に乗ってF(細字)とM(中字)のふたつのペン先で、漫画を描き比べてみました!

20140530saku


正直なところ、ミズグチさんも「原稿としてはそんなに差がでなかったかなぁ」とのことでした。

ちなみに1年のうちに万年筆がもっとも使われる時期は12月で……。

20140530saku


メンテナンス方法は万年筆のタイプにより2種類あるそうです。

20140530saku 20140530saku


どちらにせよインクが固まらないように、長時間使用しない場合はペン先をしっかり洗っておいたほうが良いみたいですね。

最近はパソコンやスマホの普及で、文字を書く機会が減ってきたという話をよく聞きます。だからこそ、ここはひとつあえて万年筆で文字を書いてみてはいかがでしょうか? 

20140530saku


万年筆で美しい文字を書けば、まわりから一目おかれちゃうかもしれませんよ。そして、これから万年筆デビューするならオススメはもちろん『カクノ』です!

はじめての万年筆体験レポートは週刊アスキー6/3号(5月20日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!


パイロット(外部リンク)
カクノ(外部リンク)

関連記事

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

アスキーチャンネル

アスキーチャンネル

このチャンネルの詳細