私たちメディア媒体と製品プロダクトをつなぐ役割を担ってくれるのが、メーカーの広報担当さんです。今話題のソニー製PC“VAIO”が4月からどうなるのか、現時点では答えられないことばかりとのことですが、代わりに長年製品をアピールしてきた立場から、思い出の製品を語ってもらいました。
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名物広報Aさんが語るPR活動の思い出
VAIOのPR広報担当になって14年。いろいろなことをやらせていただきました。甲乙つけがたくキリがないので、あえてお茶目!?な失敗談をお話しさせていただきたいと思います。まずは『VAIO QR』。宣伝広告では女性のバッグにみたてておしゃれな展開をしたのですが、メディア向けの説明会で「折り畳みのパイプいすがモチーフでした」などどお話ししたため、記事はほとんど“パイプPC”と書かれ、デザイナーさんに後々までしかられました。話題にはなりましたけれどね!みなさんもQRというより、パイプいすの、といったほうが、「ああ、あれ!」と思い出されるのではないでしょうか。
VAIO QR(2000年発売) ↑天板をアルミふうのパイプが取り囲んでいた。取っ手があり、カバンのように持ち運ぶことを女性向けにアピールしていた。あとは、ベイが変えられる『VAIO NV』では、シーンによって使い勝手が変わるという意味で「変身します!」と言いましたら、「変身PC」と紹介されました。いまでもニヤニヤしてしまう思い出です。
VAIO NV(2002年発売) ↑MDドライブやウーファーなどエンタメ機能を強化するベイのほかに、テンキーをスロットインで収納できた。本日発売の週刊アスキーでは、1997年の『VAIO 505』発売から17年間、いっしょに歩んできた週アス編集部の“愛”をつめこんだ特集を掲載しています。VAIOの今後に期待しつつ読んでみてくださいね!
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