アスキー編集部 ニコニコ出張ブログ

『カオスだもんね!』全高2.5mのパワードスーツを装着>足が吊りました

2014/03/15 00:00 投稿

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前回、大雪のせいでワンフェスに大遅刻! 結局ホビー観覧ができなかったアカザーさんでしたが、自称“転んでもタダでは起きない男アカザー”。そんな状況下でも今回の取材ネタを見つけてアポを入れてきたそうです。 20140314saku 20140314saku


そのとっておきのネタを取材すべく、一行は松戸方面に。なお、今回はホビー系のネタということで中村さんも同行です。やって来たのはふつうの住宅のようですが……。

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その家のガレージの中に入ると、いきなり目の前に巨大なロボが!?

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取材対象を秘密にされて連れてこられたミズグチさんは、思わず「巨大ロボ!」と叫んじゃいましたが、これは“パワードスーツ”なんだそうです。

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詳細を解説してくれたのは大日本技研の田中さん。

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田中さん曰く、コレは士郎正宗先生の漫画『アップルシード』に登場する『ランドメイト ギュゲス』というパワードスーツなのだそうです。

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しかも実際に装着し動かすことができるらしい!!

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と、解説を補足してくれたのは佐川電子の町さん。このギュゲスは外装パーツを大日本技研の田中さんが制作し、内部機構を佐川電子の町さんが作り上げた2社のコラボ製品とのこと!

ちなみに、お二人の会社名も士郎正宗先生の作品に出てくる架空の会社名から命名。もちろん士郎正宗先生から許諾をいただいているそうです。

そんなおふたりは二足歩行ロボットの格闘競技会『ROBO-ONE』で出会った旧知の仲。

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その後、田中さんは大日本技研より『1/1スコープドックペーパークラフト』を作成し、そのデータCDを販売。そのノウハウを活かして、2013年の夏のワンフェスでは『1/1ギュゲスペーパークラフト』を展示、こちらもデータCDを販売したそうです。

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一方、町さんは佐川電子で『強化外骨格』を進化させ、ネット動画が100万回再生されるほど話題となった『パワードジャケットMK3』を、同じく2013年の夏のワンフェスに出展

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そこで田中さんが、町さんのパワードジャケットMK3を自分の製作したギュゲスのペーパークラフトを外装として装着できないかと提案。町さんもこの提案を受け、2013年の冬のワンフェスに向けてふたりは“動く1/1ギュゲス”の製作を開始。

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そして、この冬のワンフェスで堂々公開に至ったのだそうです。

ということであらためてギュゲスの細部を見学していきます。気になる外装はコスプレイヤーがよく使用するライオンボード(断熱用建材)を使用。

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また、実際に外装をフィットさせるにあたって、各装甲のクリアランスを微調整したとのこと。

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そして胸のハッチを開け、いよいよ町さんによる稼働デモンストレーションを見せていただくことに。

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外装パーツの装着時間は10分ほど。

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最後にハッチを閉めて、スタンバイ完了。

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すると……。

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実物大パワードスーツならではのリアルさ、SF的な雰囲気満点です。

そして歩行デモ開始!

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さらに上半身も……。

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シャクライはよくわかっていなかったんですが、ランドメイトって横っ腹から操縦者の腕がひょっこり出てて、その動きがギュゲスの腕と連動するんですね。

しかも細かい指の動きまで! なんとペットボトルも掴めるようです!

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ひととおりの動きを見せていただいたところで、デモンストレーションは無事終了。町さんお疲れ様でした。

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ギュゲスから降りてきた町さんは汗だく。聞けば、このギュゲスの総重量はなんと約50キロ!

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これを聞いて、ちょっと夢が萎むミズグチさん。

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そんなミズグチさんに、田中さんから「ミズグチさんも装着してみませんか?」との嬉しいお誘いが。 

ですが、総重量が約50キロと聞いて完全にビビったミズグチさんは……。

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“下半身だけって”もう相変わらずのヘタレぶりですが、それでもまぁ少しでも体験することが大事なのでがんばってください。

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脚立にあがって、片足ずつ装着。

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どうやらちょっと運動不足のミズグチさんにとっては、装着すること自体が戦いのようです。

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「博士、博士」うるさいですが、パワードスーツの装着ってそんなに大変なんでしょうか? でも、装着の際に足が吊りそうになる体験なんて、なかなか出来るもんじゃないですよ!

そんなこんなで、苦労しつつもどうにか両足の装着が完了。さらにこの後、立ち上がるわけですが……。

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田中さんと町さんに助けてもらって、なんとか立つことにも成功~~~~! おめでとうございます!

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そして最後は歩行です。2メートルをゆうに超える巨体のギュゲス。その巨体を支える巨大な足なので、バランスを崩さないよう慎重に足を踏み出します。

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慣れるとつい調子に乗っちゃうところがミズグチさんらしいですが、なんとか無事に歩行体験は完了。お疲れ様でした。

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シャクライもアカザーさん同様に竹馬みたいな歩行感覚かな? と予想したのですが、どうやらちょっと違うみたいです。

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よくわからないミズグチさんの装着コメントをよそに、中村さんは上半身を体験。

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ハッチ内部には4枚の液晶モニターがあり、外部カメラで撮影した前後左右の映像がこのモニターに映し出されるのだそうです。

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ということで、これにてギュゲス装着体験は終了。

ちなみにこのギュゲスは絶賛販売中とのことで、最後にその値段を聞いてみたところ……。

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ただ、完成品としては販売していないので、外装データとパワージャケットMK3を別々に購入し、そのふたつを自分で合体させる必要があるようです。

足が吊りそうになったミズグチさんは、トレーニングで体力と筋力を鍛えてから購入したほうがいいと思いますけどね。

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“オールドタイプ”ミズグチ画伯のパワードスーツ装着体験レポートは週刊アスキー3/18号(3月4日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!


大日本技研(外部リンク)

佐川電子(外部リンク)

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