日々の寒さに耐え兼ねたミズグチさんとアカザーさんは、気持ちだけでも暖まろうとストーブの原点である薪ストーブの取材に行ってきたようです。 20149228saku


たき火が大好きなミズグチさんだけに興味津々みたいですよ。

20149228saku


やって来たのは水道橋。薪ストーブの大手メーカーであるダッチウエストジャパンのショールームです。

20149228saku


さっそく中に入ってみるとそこには様々な薪ストーブが!

20149228saku


ふたりとも実際に薪ストーブを見るのは初めて。想像していた以上の堅牢ないでたちに男心をくすぐられまくり、まじまじと見入ってしまったようです。

20149228saku


細部を観察していると、ダッチウエストジャパン東京事業所所長の後藤さんと営業の山田さんが登場。

20149228saku


まずは、薪ストーブとはどんな暖房器具なのかをお聞きします。

20149228saku


やさしい暖かさのストーブだということがわかったところで、ダッチウエスト社について聞いてみると……。

20149228saku


創業者のブルース・マッキニー氏が鋳物にこだわったワケとは?

20149228saku 20149228saku


そして1号機が完成したのが1974年!

20149228saku


その後もさらなる改良を加え、完全密閉型に。

20149228saku


そして、10年後の1894年にダッチウエスト社の代名詞ともなるキャタリティック・コンバスターを開発!

20149228saku 20149228saku


これにより煙の発生を抑えた上で、さらに高い熱効率を実現したそうです。

ある程度の知識を仕入れ、あらためて店内にある様々なダッチウエストの薪ストーブを見学。

20149228saku 20149228saku


確かに渋くてカッコイイデザインですよね。

20149228saku


薪ストーブの各部名称をお教えいただいたあとは、いよいよ着火デモンストレーションです!

まずは薪を燃焼庫いっぱいに詰めます。

20149228saku


そして薪に着火剤を付けて着火!

20149228saku


その際には上部にあるダンパーと呼ばれる空気取り入れ口を開け、より多くの空気を燃焼室内に対流させます。

20149228saku 20149228saku


約30分ほどで最初の薪はすべて焼きつくされます。その代わりにストーブ内の温度は200~300度に上昇。

あとは新たに薪を追加して、ダンパーを閉じて空気を絞りつつ、温度を維持するといった感じです。ちなみに、この方法なら薪を約8時間も持たすコトが可能なのだそうです。

20149228saku 20149228saku


ただ薪を8時間を持たすためには、それなりの空気調整技術は必要だそうです。当然ですが、空けすぎると薪は早く燃え尽きるし、閉めすぎると火は消えてしまいます。

こればかりは回数をこなして慣れるしかないみたいですが、ユーザーさんの中には、いつも家にいて火の調整をする奥さんのほうが、旦那さんよりもうまくなったりするケースがままあるようです。

そして話題は薪として使われる木の話に。

20149228saku 20149228saku


ただ、いちばんコストパフォーマンスが高いのは……。

20149228saku


なんという裏技! しかし、これはたしかに効率的ですね。

20149228saku


ただ、図々しいアカザーさんならともかく、人見知りのミズグチさんにはちょっとハードルが高いような……。

案の定、端材ではなくコスト度外視のカッコイイ薪でストーブを焚くことに憧れるミズグチさん。“いい薪、夢気分”すぎです。

20149228saku


さて、話は灰処理などのメンテナンス方面へ。

20149228saku


想像よりは大変ではないとのことですが……。

20149228saku


この薪ストーブは薪をほとんど燃やし尽くし、出る灰もごく少量とのことで灰の処理は思った以上に簡単そうです。

因みに、この灰には土をアルカリ性にする効果があるので、家庭菜園などにまいて有効利用する方もいるとのこと。

20149228saku


かなりエコだなぁと思ったら、ダッチウエスト社自体が“カーボンニュートラル”というエコな考えに基づいた製品づくりを実践する企業のようです。

20149228saku


“木を一時お借りしている”というポリシーはいいですね!

と、ここまで聞いていいことずくめの薪ストーブなんですが、やはり気になるのはお値段です。この薪ストーブLサイズを購入した場合の金額は、果たして!?

20149228saku


およそ100万円!!

100万円と聞くとたしかに高そうなんですが、そのパワーは絶大!

20149228saku


薪を安価で手に入れられるのなら、最終的には経済的なのかもしれませんね。

20149228saku


そんな薪ストーブに男のロマンをかきたてられたものの、結局は「今日は100万円を持ってていなかった」という無理がある言い訳で諦めたミズグチさん。いつかカオスを大ヒットさせて、購入してくださいね!

20149228saku

薪ストーブの魅力が5分でわかる体験レポートは週刊アスキー3/4号(2月18日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!

ダッチウエストジャパン(外部リンク)

関連記事

RSS情報:http://weekly.ascii.jp/e/204137/