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カオスだもんね!』重力まで感じると噂のガジェットかなりキていた件

2013/12/30 00:00 投稿

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今回は近未来に普及しそうなガジェットを取材してきたとのこと。その名も『Oculus Rift(オキュラスリフト)』。

先日行われた“ASCIIフェス2013冬”にも出展していたそうで、 20131228saku


それを体験したアカザーさんは、その凄さを言葉でミズグチさんに伝えようとしたんですが、伝えようとすればするほどに伝えきれない凄さだったみたいです。

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なので、カオスの取材で実際に体験してもらうことにしたんだそうです。

取材当日、角川本社の会議室にやって来ていただいたのは、Oculus Riftの魅力を伝える活動をされている、Oculus Festival in Japan代表の桜花一門さん。

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プロフィールを紹介させていただくと、本業はアクションゲームの企画者で、某歴史無双ゲームの製作などにも携わった経歴も。

2012年8月に開発支援サイトKickstarterでOculus Riftと開発者の思想に共感し、すぐにプレオーダー。今年4月に入手してからは、Oculus Rift用のソフト開発やその魅力を訴求する活動を行なっているのだそうです。

挨拶をすませ、さっそくOculus Riftを見せていただくことに。最初に出てきたのはこの黒い箱。

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一瞬『3DO』かとも思いましたが、その箱の中から出てきたこんな感じのヘッドマウントディスプレーが! これがOculus Riftです。

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Oculus Riftとは、6軸ジャイロによる頭の角度検知により、圧倒的な没入感を実現したVRヘッドマウントディスプレーだそうです。

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さらに注目すべきポイントはその価格。現在、ちょっと性能の良いヘッドマウントディスプレーを買おうと思ったら10万円ほどが相場なんですが、このOculus Riftの価格はなんと300ドル(約3万5千円)! 相場の半分以下に抑えられているんです。

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これは、本来なら高級パーツである6軸ジャイロや小型液晶などが、スマホの普及により以前よりもはるかに安価で入手できるようになったのが大きな理由とのこと。

予備知識はここまでにして、いよいよミズグチさんがOculus Riftを装着してみることに。

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Oculus Riftを装着したミズグチさんの眼前に映し出された映像は、ジェットコースターとその周りの風景。

先ほども書きましたが、Oculus Riftは6軸ジャイロにより頭の角度検知するので、頭を右を向けば映像も右にながれ、左を向けば映像も左に。むろん上下も同様です。

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つまり、実際にジェットコースターに乗っているかのような、臨場感のある風景が目に飛び込んでくるようです。

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さらに乗っているジェットコースターは、なんとも心許ないトロッコタイプというから、その怖さは半端なかったみたいです。

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トロッコは最高点まで昇りつめ、そして急降下!!

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その急降下感はド迫力で、さらに右に左にトロッコが振られると、現実には発生していない遠心力をも感じ、自然と体が右左に持って行かれたそうです。

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で、外した直後の感想は……。

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アカザーさん同様、かなり衝撃を受けたようです。

さらに、Oculus Riftの凄さはこれだけではないと、今度は桜花さん自身が作り上げたという、『オキュラスヘリ』というソフトを体験。

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これはパイロットとして、ジャングルに残された廃墟となったビル群を、ヘリコプターを操作しながら飛び回るというフライトシミュレーターです。

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ミズグチさんはけっこう気持ちよく楽しめたそうですが、アカザーさんは長時間プレイすると酔っちゃう感じだったみたいです。

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ちなみにこのふたりの感じ方の差は、三半規管の差によるもので、方向感覚が鋭い人ほど酔いやすく、小さい頃に迷子になっていたような方向感覚が鈍い人ほど酔いにくいみたいです。

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ふたつほど、三半規管を揺さぶるソフトを体験しましたが、Oculus Riftの可能性はまだまだあります! と、次に桜花さんが出してきたソフトは『Mikurasu(ミクラス)』。

それは、微笑む初音ミクさんとのひとときを体感できるソフト。

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凄いのはOculus Riftの6軸ジャイロが装着者の視線を感知して、ミクさんと見つめ合うとポッと頬を紅らめるところ。これにはミズグチさんも思わずドキドキしたそうです。

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現在は、さらにこれを発展させた企画で“グラビアアイドル3D化計画”なるものを推進中とのこと。これは、3Dスキャンでグラビアアイドルをデータ化! いろいろウオッチングにしたあとで、3Dプリンターでフィギュアとして出力するという、かなり男心をくすぐる計画なんだそうです。

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アカザーさんはOculus Riftに対応した、FPSやMMORPGが出ることを期待しているようです。

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そして、最後はバランスボールに毛皮を巻き付けて、“某森の珍獣”のお腹でポヨンポヨン体験を。これもまた、Oculus Riftの可能性を感じる体験だったそうです。

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桜花さんらOculus Festival in Japanのメンバーは、今後も定期的にOculus Riftの体験会を開いていくそうなので、興味の沸いた方は是非チェックしてみてください。

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Oculus VR(外部リンク)

Oculus Festival in Japan(外部リンク)

次世代ヘッドマウントディスプレイOculus Riftの体感レポートは、週刊アスキー1/28号(12月16日発売)の『カオスだもんね!PLUS』をチェック!

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