特にHDDは、容量も年々増えていくし、最近はSSDに変えることも多く、気が付いたら結構使っていないモノがあるんですよね。そんなパーツは、そのままでは使えなくても、きっと中身は使えるモノがあるはず! ということで、HDDをさっそく開けてみました。
ちなみに取り出した中身は、こんな感じ。こんなもの何に使うの?と思われるかもしれませんが、パーツの再利用は、形状や素材の特徴を生かすなど、ユニークな発想が肝要です。
たとえば、HDDの中には強力な磁石が入っています。これは、取り外すのに結構手間がかかるんです。金属板に張り付いているので、まずはプライヤーなどで曲げて、磁石と金属板の間にすき間ができたら、マイナスドライバーを突っ込んで剥がしたりして、取り出します。
この磁石は、非常に強力でハサミなどにくっつけて、冷蔵庫に張りつけたり、ドライバーにくっつけて磁力を与え、ネジを取り易くしたりと、活用方法はさまざま。
また、プラッター中央にあるモーター部分は、円型に穴が空いていて結構おしゃれなネックレスにも。
余ったケースは、電源ケーブルを延長すれば、3.5インチベイに収納できる、SSDケースへと早変わり(いや、結構大変だが……)。こうした、ちょっとした工夫で流用できるので、壊れた→捨てるといった発想の前に、何かに使えないか考えるとおもしろいですよ。
ちなみにHDD以外にもCPUクーラーや光学ドライブ、電源などもおもしろい使い方ができます。ちなみに現在絶賛コンビニや書店で販売中の『Ivy Bridge-E爆速PC自作増刊号』では、HDDの分解方法や、ほかのパーツのリサイクル方法なども掲載しているので、ちょっとやってみたいかもと思ったら手に取ってみてください!
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