●自作PC初心者でも手軽に極小PCが組める
↑左がインテルの『NUC』、右がギガバイトの『BRIX』。どちらも4ステップで手軽に組める小型ベアボーンで、自作初心者から省電力性重視の自作erまで人気の製品だ。極小PCの代名詞といえるインテル『NUC』とギガバイト『BRIX』シリーズ。ラインアップも豊富で、セレロンやコアi3など、用途に合わせて搭載CPUを選べ、4K解像度をサポートする第4世代コアiシリーズ搭載モデルも近日登場予定だ。また、一般的なタワーPCと違って組み立てが大幅に簡略化されているのも魅力。PC自作はちょっと不安という人でも、簡単に極小PCが組める。
●手のひらサイズのコンパクトさ
手のひらサイズの『NUC』&『BRIX』だが、小ささを追求している製品のため、内部の拡張性は望めない。光学ドライブやHDDの追加などはUSBポートで外付け拡張するべし。
●注目の第4世代コアi搭載の極小PC構成はコレ!
『BRIX GB-BXi7-4500』
●ギガバイト
●予想実売価格 6万円前後
CPUは2コア/4スレッド動作のCore i7-4500U(定格1.8GHz、最大3GHz)を採用し、4基(前面2基/背面2基)のUSB3.0ポートを搭載する。802.11b/g/nとBluetooth4.0のコンボモジュールを備え、マウスやキーボードなどで貴重なUSBポートをつぶさずに済むのもポイント。
『PX-256M5M』
●プレクスター
●実売価格 2万1500円前後
Marvell製コントローラーと東芝製NANDフラッシュ搭載の定番モデル。容量は256GB。SATA3に対応し、読み込み速度は最大毎秒540MB、書き込み速度は最大毎秒430MB。
『W3N1600Q-4G』
●CFD販売
●実売価格 8500円前後
PC12800 DDR3 SO-DIMMの4GB×2枚組。写真加工などを行なうなら8GB×2枚も◎。
●組み立ては超簡単な4ステップ!
【Step 1】裏面の4本のネジを外す
まずは裏面のネジを外して、底面パネルを外す。『BRIX』はネジが小さいので、先端サイズ“1番”のドライバーがオススメ。
【Step 2】mSATA SSDを取り付ける
基板上のmSATAスロットにSSDをやや斜めに差し込み、水平に倒してネジで固定すれば取り付けは完了。
【Step 3】メモリー2枚を固定する
mSATA SSDと同じように、やや斜めに挿し込み、水平に倒せば自動でロックがかかる。最後に、裏面パネルを元に戻そう。
【Step 4】OSをインストール
USB接続のBD/DVDドライブ、または別のPCで作成したOSインストール用USBメモリーを使って、OSをインストールすれば完成だ!
こうして見ると、案外カンタンにできる小型PC自作。初自作に挑戦したいという人にも手ごろなので、気になる人は是非チャレンジしてみてください。また、お近くの書店・コンビニにて販売しています『Ivy Bridge-E爆速PC自作増刊号』では、NUC&BRIXより少し大きいですが高性能ミニITXの自作プランなども掲載しております。小型PCに心躍る方は目を通してみてくださいね!
【週刊アスキー 2013年 12/12号はこちら!】