VAIO Proには標準でタッチパッドにNFC機能が搭載されているのですが、正直意味がよくわかってませんでした。そしたら週刊アスキーの付録が『プログラマブルNFCディスク(関連記事)』ですって。思わずこの記事(関連記事)でNFCについて勉強しちゃいました。
さっそく使ってみます。VAIO Proのタッチパッドに半信半疑で『プログラマブルNFCディスク』をタッチ。ただのタッチパッドに見えるけど、ほんとに反応するの?
右上にピコーンと「コンテンツを受信しますか?」と警告が出ますのでタッチ(タッチ対応液晶ですからね)。すると、週アスPLUSのサイトが立ち上がりました。『プログラマブルNFCディスク』をタッチしてからわずか7秒ほどです。警告をタッチしてからは3秒程度。ブラウザーを立ち上げて、ブックマークから選んでってやるよりはるかに手軽だし速いです! これは本当に便利だと思いました。
この「コンテンツを受信しますか?」アラートが消せればいいなと思ったのですが、Windows8の仕様のようで、ちょっと方法がわかりませんでした。まぁ私のVAIO Proは液晶がタッチ対応なのでぜんぜん楽勝ですけどねっ。
週アスPLUSがワンタッチで起動するのも便利なのですが、一番ひんぱんに使うのはメールです。そこで『プログラマブルNFCディスク』のコマンドをGmailが立ち上がるように書き換えることを思いつきました。
ウィンドウズ8のアプリストアで「NFC」と入力して検索。このなかで一番最初に表示された『NFC TagWriter』というアプリを使ってみました。
アプリを起動するとこの画面が表示。プルダウンでメニューを選択できます。「メール」、「URL」、「テキスト」、「SMS」、「電話番号」の4種類が選択できますが、電話やSMSはPCだと無理だろう、ぐらいは私でもわかります。
URLを選択して、Gmailのアドレスに変更。
おおー! Gmailが立ち上がりました! これは超超超便利。
なお、一応ほかの項目も試したのですが、実際に使えたのはURLとメールだけでした。メールは、たとえば自分のメールアドレスをこのNFCタグに入れて「メールしてね(ハート)」と相手に渡す、みたいな使い方ができそうですね。もらった相手が自分のVAIOにかざすと、あて先に自分のメアドが入力された状態で、メールソフトの新規作成画面が起動します。
NFC機能を搭載していないパソコンの場合は、USB接続の非接触ICカードリーダー/ライターを利用するとバッチリです。私はこーのス嬢に借りたソニー『PaSoRi』を使いました。これ薄くていいわぁ。ウィンドウズパソコンのUSBにこれを挿すと、付録のNFCタグで週アスPLUSのウェブページが立ち上がります。ウィンドウズ8にも対応していますので、上でご紹介したアプリをインストールすれば、もちろん書き換えることもできますよ。
VAIO Proで『プログラマブルNFCディスク』をすっかり堪能しちゃいました。あ、液晶クリーナーなのも忘れちゃいけないですね。スマホ画面だけじゃなくてノートPCの画面やパームレストもピカピカになっちゃいますよ。
【週刊アスキー 2013年 9/10増刊号はこちら!】
-
490円
-
2,460円