と、ここまで読んだだけだと、なんとなくスゴい仕組みのように感じてしまうのだが、実はショートカットをつくってカスタマイズするという、発想の転換を利用したアイデアアプリなのである。
壁紙の変更のほか、お気に入りの画像をアイコンにできたり、LINEでも使えるスタンプなどが用意されている。かわいいデザインのアイコンも多く、メールやLINE、ツイッターなどの定番アプリのアイコンもそろっている。なんでも、女子高生や女の子たちがスマホのドット絵をチクチクと作っているのだとか。
現在では、全世界で合計1000万ものダウンロード数を誇っており、その47%がアメリカ(ちなみに日本は全体の約12%)。
『CocoPPa』は日本発のアプリだが、世界市場でもこれだけ実績を築いている。ブレイクの仕方は、アジアからヨーロッパを経て、北米から世界へという流れだ。
こういうアプリのヒットを見ていると、今の時代はアイデアひとつで一発逆転もできる、ということを実感できる。自分のiPhoneをカスタマイズするかは別にして、とりあえず触ってみてほしいと思う。
■今週のガジェット■
『CocoPPa』
iPhoneやAndroidの壁紙、アイコンなどを変更できるアプリ。無料の会員登録をし、気に入ったアイコンについてコメントを残したり、ユーザーをフォローするなどのSNS機能も備える。
↑壁紙もかわいいイラストから、季節もの、アートふうまでさまざまなものが用意されている。
提供 ユナイテッド(関連サイト)
価格 無料
■今週の近況■
Facebookの無料WiFiを活用してみた
先日の旅行で、私がスペインのイビサで泊まったホテルのWiFiは、フェイスブックアカウントでログインしたら無料になっていた。
これはFacebookが、昨年から実験的に行なっている『Facebook Wi-Fi』という新サービスだ。WiFi接続中に、ホテルの宣伝を自動でフェイスブックにポストすることで無料接続を実現しているわけ。同じような手法はこれからもっと広まりそう。スマホ時代の到来とともに!
※この連載は週刊アスキー2013年7月30日号(2013年7月16日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』