Macといえば、日本語入力ソフトがひどくて、ジャストシステムの『ATOK』を使用していたくらいである。
「次のMBAにもATOKを入れるべきか……?」などと考えていたのだが、せっかくなので今のMBAに、進化しているであろう『Google日本語入力』を久々にインストールしてみた。
これ、使ってみるとわかるがすごく便利。グーグルでよく検索される文字などをクラウド上の辞書データでアップデートしており、最近出てきた新しい言葉でも変換候補として表示されるなど、思った以上に使い勝手がいいのである。
ほかにも使い勝手が良い面は多い。英単語の読みを日本語で入力すればちゃんと英単語で表示してくれる。それだけでなく、たとえば“さんらーたん”と入力すると“酸辣湯”と表示してくれたり、“今日”と入れれば日付が、郵便番号を入力し変換すれば該当の住所まで表示するという優れものなのだ。
スマホの操作に常日頃から慣れてしまい、予測変換やクラウド辞書などの利便性がないと生きていけなくなっている自分に気付いた。こういうのが当たり前になってくると、クラウドにつながっていないのに日本語入力させるガジェットはクソだなーとまで思ってしまうねぇ……。
■今週のガジェット■
『Google日本語入力』
グーグルが提供する日本語入力システム。日付や顔文字変換、計算結果のほか、覚えづらい地名や漢字も変換してくれる。対応OSは、Windows、Mac、Android。
↑スマホ版では、ケータイ配列やQWERTY配列のほか、ローマ字入力が快適にできるキー配列"Godanキーボード"も追加された。
提供 グーグル(関連サイト)
価格 無料
■今週の近況■
スマホのスタンプは海外でも人気!
『LINE』がやっているように、スマホのスタンプというのはその国の文化に非常に影響を受けるものなので、文化圏ごとにデザインを変えて行かなければならないのは当然であろう。まだその辺のことを理解していない企業が多い気がする。
ちなみに『LINE』スタンプは全部LINE内で制作しており、権利会社はすべてLINEにデザインを委託しなければならないらしい。それくらいクオリティーコントロールが大事なのだ……。
※この連載は週刊アスキー2013年8月6日増刊日号(2013年7月1日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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