ということで、今回はキュレーションアプリ『Antenna』を紹介したい。
ツイッターやFacebookと連動させ、数ある媒体から自分に合ったニュースをセレクトしてくれるのは、『Gunosy』などと同様。Antennaが他と違うのは、その見せ方が“フォトマガジン形式”になっている点だ。
通常のキュレーションサービスでは、ピックアップされた見出しなどから気になった項目に目を通していく。一方、Antennaは活字だけでなく写真がメインで掲載されているので、見出しだけでは気にならない記事も写真でチェックするようになり、おのずと情報が蓄積されていくことになる。
気になった記事があったらクリップしておいて後で読むことも可能。記事をクリップしているユーザー数もリアルタイムでわかり、みんなが気になっていることを把握できる。
と、熱く書いてはみたものの、じっくり記事を読むというより、色んな画像をぐりぐりとスクロールさせてニュースをチェックする暇つぶし系アプリに近いかも。
では、なぜ『Antenna』を取り上げたのか?
その理由はアプリの動作だ。とにかく軽くサクサク動くので、暇つぶしにイジるのに最高。こういったアプリを触っていると「雑誌の未来系というのはこの辺にあるのかもしれない……」と思ったりするのである。
■今週のガジェット■
『Antenna』
150以上のニュースメディアなどから、自分の興味ある話題だけを集めて、一冊の電子書籍マガジンふうにまとめられる。
↑Android/iOSアプリのほか、PCブラウザーに対応し、アカウントは共有できる。
『Antenna』(関連サイト)
価格 無料
■今週の近況■
アップルに新端末のウワサが浮上!?
アップルのCEOであるティム・クック氏が5月に行なわれたカンファレンスでウェアラブル端末について言及した。
ずっと話題になっていたが、時計型の端末なのか、それとも『Google Glass』型の端末なのか、想像もしなかったものが出てくるのかは不明。スティーブ・ジョブズ亡き後、初の新プロダクトの発表が成功するかどうか重要な局面にきている。最近はヒット続きだが、過去には死屍累々のプロジェクトがたくさんあったのだから。
※この連載は週刊アスキー2013年7月2日号(2013年6月18日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』