見るのも作業するのも写真はやっぱり大画面
ソニー VAIO Tap 20 最近、観光地で10インチクラスのタブレットを使って写真を撮っている光景をよく見かけるようになった。やっぱり写真を見るのも撮るのも、どうせなら大きな画面がうれしいということなんだろう。また、最近の『Xperia Z』シリーズなどを見てもわかるように、情報端末の写真撮影機能が向上してきたことで、さらにいい写真を撮りたいという欲求も高まっている。そんなユーザーは、『α(アルファ)〔Eマウント〕』のようなミラーレス一眼カメラを使って、きちんと写真を撮ろうとするわけだ。
こうしてどんどんたまっていく写真を改めて見たいというとき、自宅のリビングルームなどでは、大きな画面に表示すれば、楽しみはさらに広がる。単に大画面というだけなら、ほとんどの家庭用テレビは、HDMI入力端子を備えているから、スマホやタブレットを直接接続してしまう方法もある。また、DLNAなどに対応していれば、ケーブルレスで写真を見られる。もちろん家庭内を見渡せば、ミラーレス一眼だって、メモリーカードを直接読める機器はたくさんあるにちがいない。
ところが、個々の写真を整理したいとか、トリミングしたり、失敗写真を補正したいこともある。もちろん、これらの作業はスマホやタブレットでもできるが、自宅のリビングではパソコンを使おう。きっと、比較にならないくらい快適にやりたいことができる。自分ひとりではなく、旅をともにした友人や家族といっしょに、思い出を語りながらこうした作業を楽しむならなおさらだ。『VAIO Tap 20』は、20インチという大画面ながら、ウィンドウズ8に完全対応したタッチスクリーンを装備。さらに、スタンドの角度を変えることで、パソコンに好みの姿勢で向き合えるのが特徴だ。たとえばテーブルや床の上に置いて、みんなでのぞき込みながら写真を楽しんだりといった、新しいスタイルでパソコンを使えるのだ。
バッテリー搭載で移動はディスプレーを持ち運ぶだけ 約3.5時間駆動のバッテリーを内蔵し、部屋間の移動もディスプレーを持って運ぶだけ。電源コードが不要なので、タブレットのようにソファやベッドの上で寝転んで使うのにも最適だ。用途に合わせてクラウドも使い分け
パソコンにプリインストールされたアプリ『PlayMemories Home for VAIO』を使うことで、写真やビデオを整然と管理したり、作品というにはおこがましくても、さまざまな写真の仕上げ作業が簡単にできる。広視野角の広い画面、そしてパワフルな処理性能と、スマホやタブレットで強引に作業するよりも、ずっと快適で楽しい。これこそが合わせ技であり、マルチデバイスの協調ができることのだいご味だ。もちろん、会社で使い慣れたオフィスはプライベートでもしっかり活用できる。たとえばパワーポイントでフォトアルバムを自動作成すれば、グラフィカルなスライドショーがあっという間に完成する。
また、地図上に写真の撮影位置を表示したりする場合も大きなスクリーンは有利だ。スマホやタブレットなら写真にGPSデータが付加されているし、GPS機能がないカメラで撮影した写真でも、手動で位置情報を追加して地図上に表示させるといった編集作業もできる。こうした煩雑な作業も、VAIO Tap 20のような環境があればラクチンだ。
スマホやタブレットで撮影した写真については『PlayMemories Online』を使ってデータをやりとりすればいい。ソニーが提供する無償のストレージサービスへ、携帯デバイスで写真をアップロードして、VAIOでダウンロードすれば、煩雑なデータ操作の必要なく、写真の転送やバックアップなどにも活用できる。もちろん、マイクロソフトのクラウドストレージSkyDriveを介することもできる。パワーポイントを使って、ちょっと凝ったスライドショーをつくりたいというような場合には、SkyDriveを使うことで、複数台のパソコンや携帯デバイスとデータが同期できて便利だ。さまざまなクラウドサービスを、用途によって使い分ければいいのだから便利な時代になったものだ。
パワーポイント2013でグラフィカルなスライドショーを簡単に作成 写真だけでなく、音声や動画ファイルの挿入や、トリミング、フェードインなどの編集も可能で、誰でも簡単に完成度の高いスライドショーが作成できる。各デバイスで撮影した画像や動画をクラウドサービスでシェアして集約
異なるデバイスで撮影した写真や動画は、クラウド上にデータをまとめて、PCで快適に管理や編集するのがオススメ。(※カメラからPlayMemories Online、SkyDriveに直接アップロードはできません)『PlayMemories Home for VAIO』でデジカメ画像を編集
ワンタッチで写真を加工・修正 写真の加工もタッチ操作対応の大画面PCならサクサクと作業がはかどる。拡大や縮小も二本指操作で自由自在。 GPS情報でフォトマップを作成 撮影した写真に位置情報を登録して作成したフォトマップ。旅の思い出を家族や友達と大画面で共有して楽しめる。 タッチ操作で写真や動画を直感的に整理 写真や動画の整理も指で操作。スタンドの角度の調整ができるから、ひじをつきながらなどラクな姿勢でタッチ操作ができる。知っておきたいオフィス2013豆知識
タッチ操作対応モードを搭載した新オフィス
新しいオフィスは、これまでと同様のデスクトップアプリケーションだが、ウィンドウズ8に完全対応ということで、タッチ操作にもフレンドリーだ。残念ながら全部のオフィスアプリケーションではないのだが、タイトルバー左端の“クイックアクセスツールバー"に“マウスモード”と“タッチモード”の切り替えボタンが新設されている。タッチモードに切り替えると、リボンのコマンド間隔などが広がって、太い指でも操作しやすくなる。アウトルックのメール一覧なども、間隔が空いて表示されるので操作しやすい。
ソニー担当ナビゲーター
杉本有美
1989年生まれ。大阪府出身。ティーンズ雑誌の専属モデルを経て、2006年“三愛イメージガール”に抜擢。以降グラビアで注目を集め、『科捜研の女』(EX)、『クレオパトラな女たち』(NTV)ほかドラマ、舞台など女優として活躍。4月20日~5月6日までミュージカル『Annie』に出演。
■関連サイト
●VAIO Tap 20
●Microsoft Office 2013
●杉本有美オフィシャルブログ
撮影 池田亨昭 ヘアメイク 村上ゆう スタイリスト 渡邊とも子
衣装協力 GRL
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